紙の本
終わっちゃたね~面白かった
2016/05/15 10:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あくあ9いっぱい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに終幕。ほっとしたような寂しいような祭りの後のこんな気分です。
この巻がなかなか出なくてやきもきしていました。10巻の幸村ルートのまま読者に考えさせる。メタメッセージ本として終わりなのかとすっきりしない感じだったのですが、この11巻ですっきり解決。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」と根底に流れるものは一緒のドクトリンかな。もう一度1巻から読み直してみたいです。人間になれたピノキオは本当に幸せになれたのでしょうかね。
紙の本
よかったです。
2015/09/15 03:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:airial - この投稿者のレビュー一覧を見る
堂々の完結、といったところでしょうか。泣けました。あんな青春、送りたかったなー。
紙の本
丸6年に渡る執筆おつかれさました
2015/08/25 19:43
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻のハァーッッ!?という結末から放置されること一年以上、ついに完結。丸々一冊がエピローグという事でお祭り騒ぎ感は抑えめでサクサクイベントを消化した感じ。後半は斜め上や斜め下に走ったシリーズでしたが、この最終巻はある意味落ち着くところに落ち着いたというか順当とも受け取れる終わり方でした。もう、女の子たちの覚悟が半端なくて、星奈をはじめとしてヒロイン全員がイケメンすぎ、ついでにペガサスさんがツンデレ♪こんな愛すべきキャラ達のその後を知りたい気もしますが、その辺は想像力で補うことにしましょう。
投稿元:
レビューを見る
え?と思った前巻の終わりから直に続くけど、まるまるエピローグ。
年少組の受験エピソードが何気に心に残った。
とはいえ、一つ一つの話はあまり掘り下げていないので満足感は少ないかと。
色々なところに分散しちゃった感あり。
とはいえ、最後はよいしめくくりでした。
投稿元:
レビューを見る
完結。途中はいろんな方向に話が進んでたけど、最後のこの一冊は隣人部らしく終われたように思えて良かったかと。最後も感動のエピローグ…と見せかけて口絵の悪夢のような闇鍋で締めるあたり残念さのある青春なこの物語らしいですね。実に足かけ約7年、最後の方は若干スピードダウンしてしまったけど、完走お疲れ様でした。
投稿元:
レビューを見る
内容紹介
リア充の時間の流れは速い。三年生に進級し、友達や恋人と過ごす充実した日々を駆け抜けて、卒業式の日に小鷹は思う。結局俺は物語の主人公のような劇的な青春は送れなかった。恋や友情や家族や夢といったありきたりで切実な問題は、勝手に成長したそれぞれが各自でなんとなく解決したり、解決しないまま時と共に乗り越えた。だからって、別れが寂しくない理由にはならない。劇的でないことが大切でない理由にはならない。この涙を止める理由にはならないのだ――。残念系青春ラブコメ、エピローグ。この「今」はきっと、いつまでも俺の心に残るだろう。
投稿元:
レビューを見る
読んだよ.
最終巻.
小鷹が「難聴系のふりした主人公」を卒業して
進級したり卒業したり.
というわけで最終巻はとても駆け足ですね.
まさか三年生のほぼ全部ダイジェスト化するとは….
それなりに面白かったんだけど
当初の如くゲラゲラ笑うことは無かったなぁ.
まぁ,そういうネタが少ないってのもあるんだけど.
てかなんで闇鍋ネタを再びやっているんだ?
そして「歯がない」から「いれ歯」へのスムーズな流れ.
そうなると今度はインプラントなのか?
投稿元:
レビューを見る
思えば1巻でモンハンやってる頃がすごく懐かしい。あの笑撃は今でも忘れられない。
こんなノリで続いてくれれば良かったのに、途中からどうしてこうなってしまったのか……キャラが残念なのはともかく、作品まで残念になった非常に残念な例だと思う。
投稿元:
レビューを見る
アニメから入りました。
断然原作の方が面白いです!
コレ、読まなかったら勿体ない爆笑モノ。
笑いを堪えるのにかなり辛い物が…
1巻。導入部ですね。
高校二年になって、中途半端に編入して来た羽瀬川小鷹。
実は、父親が海外に行くというのを兄、妹が反対をして二人暮らし。
小鷹と同じクラスの美少女が『エア友達』と話しているトコロを偶然目撃してから話しは始まる。
小鷹はハーフで『ヤンキー』と思われ、友達がいない。
美少女は夜空。彼女は普段は 誰もいらないオーラ を発して。
要するに一人。
そんな二人が出会ってしまって、部を設立する事となった。
残念な部活趣旨。『隣人部』=『一人者が友達になりましょう』。
そこに新たに加わったのは同学年の理事長の娘、星奈。
星奈は金髪碧眼、スポーツ勉学共にパーフェクトだが、同姓の友達がいない。
そして1年の楠幸村。女の子のような顔立ち。だが制服は男子。
この子も一人で。夜空に言いくるめられ『メイド服』を着用。
顧問は小学生のシスターマリア。
小鷹には小鳩という中学姓の妹が実は、中二病。
波瀾万丈の生活が始まる。
2巻にて、理科登場。完全にマッドサイエンティストであり腐。
顧問の食事を不憫に思った小鷹がマリアにお兄ちゃんと呼ばれ。
更に小鳩が部に加わって、カオスな世界が始まる…
3巻で隣人部の活動は夏休み。
水着でプールは制覇出来ず。
なので星奈の家のプライベートビーチに『合宿』へ。
合宿後、街の祭りへ。祭りのあと、近くの公演で花火。
花火のlastで夜空の髪の毛が延焼。と言っても少しだが。
そして、夏休み後『タカとソラ』の再会。
4巻で幼少時、何も言わずに街を去った小鷹はソラが夜空だと気付く。
二学期制の学校で、夏休み明けの学校。
星奈は髪の毛を盛られ、マリアの姉ケイト登場。
テスト明け、お疲れさま会開催での王様ゲーム…残念。
5巻ではテスト明けの休みの日々。
星奈と小鷹が結婚する話しの流れ。何故??
遊園地に行って散々な目に遭うメンツ。
その後、隣接する温泉にて幸村は『女性』だと言う事が発覚。
理科の実験の成果を試すべき生け贄となった小鷹。
10年前の夢を見て、夜空と小鷹が昔、知り合いだと知られる事となる。
6巻では文化祭の出し物やらを検討するが完全out。
流石に残念な流れとなり、星奈は夜中に実家で叫び…
小鳩の誕生日を迎え、マリアとケイトが泊まりにくる。
番外編として『CD用に書き下ろした』と言われる『禁じられた遊び』が載ってます。
コレ、ゲームの声優をやる設定で話しが進む。
ま、実際は発売されないオチなんだけどね。
7巻で『リア充の為に』と文化祭の出し物『映画』に決定。
小鳩は中等部で『かぐや姫』を題材としたレトロな雰囲気の『小鳩姫』。
勿論主役張ってます。
そして、隣人部高等部では同じ映画で。
しかし夜空が書いたシナリオが『パクリ』である事が発覚。
星奈のシナリオでガンガン録り進める。
文化祭の前日にある『体育祭』。星奈が大活躍。…またハブられる原因を…
実は星奈と小鷹は許嫁である事が発覚。
新キャラとして『遊佐葵』登場。夜空が猫好きだという事も。
理科は問いつめる。小鷹に。『もう私達は・・・』と。
8巻。体育祭では星奈の活躍により縦割りで白組優勝。
文化祭では出来上がり直前に理科が倒れて上映中止。
夜空が『最初は全員で見なければダメだ』と。
全てを理科に任せてしまって、風邪までひいて。
外では後夜祭真っ最中に隣人部だけの上映会。
文化祭終了後に星奈が持って来たボードゲーム。『友達作りゲーム』が、すげぇシビア。
そして。星奈が何気なく小鷹に『私と結婚しちゃいなさいよ』と。
小鷹、逃げ出す。部室に足が向かずに生徒会の葵と行動を共にして。
夜空命名『リア王』こと日高日向生徒会長に気に入られた小鷹は生徒会に入らないかと誘われる。
そして、理科からの呼び出し。
悪役を買って出て、本音を言う理科。答える小鷹。
9巻で、ついに小鷹との関係が色々変わっていく。
小鷹と、理科は友達となり、星奈の告白に応える小鷹は『現状維持』を頼む。
が、夜空が壊れて、旅に出ると言いながら小鳩に拾われる。
一応、形として部に戻り、理科と子鷹は友達となる。
生徒会+小鷹がスキーの下見に行く事に。
それを知った隣人部一同は生徒会について行く事に。
スキーの泊まり先は温泉。
部屋割りは生徒会&隣人部で分け合う。
そこで小鷹は理科と混浴で出会う。裸の付き合い。
生徒会長と夜空が姉妹だと明かされるが、仲悪し。
小鷹は日向に夜空を預けて欲しいと申し出る。
10巻です。大台に乗りました。
夜空を助けるための案はトランプ大会に。
隣人部は生徒会主催の慰安旅行参加でトランプ大会。
さらにクリスマス会の準備に借り出される。
星奈と夜空は変わりつつあり、小鷹も変わろうとする。
そんな中、星奈がクリスマス会に参加中女子に八つ当たりを受ける。
切れた星奈と女子との間に立ったのは夜空。
夜空は星奈に『もう友達じゃないか』と。
小鷹は幸村の言葉によって理科を好きだと認識。
それでも幸村は『付き合ってくれ』と申し出る。
11巻last。
幸村が隣人部をやめてなし崩し的に付き合うように。
3年に進級して夜空の姉日向は同級生になった。
色々行事を恙無く行い、夏には海に、秋には文化祭。
生徒会長に立候補した幸村。落選したけど。
そして、小鷹と幸村が付き合い始めて一年。
隣人部のクリスマスパーティーと幸村を天秤に計ることになる。
小鷹の出した答えは隣人部。
幸村と別れ、再度幸村は隣人部に復帰。
無事に卒業し、それぞれに進路を決め。
数年後のこともチラリと書いてあるが、それはまたいつの日か。
最後の巻で、全部をひっくるめて余りの駆け足過ぎにちょっと引いた。
それなら、ここまで引っ張らなくても・・・
もうちょいコンパクトにして欲しかったかな。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ最終巻。
前巻のラストで幸村の告白があり、小鷹との交際が始まります。しかし、この1年間で培われてきた隣人部の友情は、幸村との恋愛よりも小鷹の心のずっと大きな場所を占めており、約1年間の交際を経て、高校3年生のクリスマス・イヴの日、小鷹は幸村と自分の関係に一つの結論を下すことになります。
従来のハーレムものライトノベルの定型を乗り越えようとする著者の努力は伝わってきました。徒にストーリーがバタバタしている印象で、著者の試みが成功しているとは思えないのですが、本シリーズの実写化に際して著者がライトノベルというジャンルそのものの閉塞感に言及していたことも考え併せるならば、これからのライトノベルに対する一つの課題を提出するという意義は認められてよいのではないでしょうか。
投稿元:
レビューを見る
まるまるエピローグ。実質10巻が最終巻だったかも知れない。ただ、落ち着くところに落ち着かせてくれる感じはある最終巻だった。
おもしろい物語をありがとうございました。
投稿元:
レビューを見る
日々楽しいということは物語的な「劇的さ」とは程遠いのが現実。しかし、たとえ少なくとも、きちんと言葉を交わし、時間を紡ぎ合えるのであれば、十分それは友情を持ち合う幸せなことなのだ。
この当たり前のことを淡々と紡ぎ、一つの物語は「卒業」という幕を下す。勿論、それは人生の幕引きなどではなく、新たな出会いや行き方の発見といった別の要素を付加しながら連綿と続いていくものだ。
本作の群像劇を構成するのは、(個人的には)全く惹かれないキャラクター群、換言すれば、コミュ力以前に、その性格に(大きな)難あるキャラクター群であった。
その姿を、つまり性格難のキャラ達を、コメディという隠蔽策を講じて、斜に構えて描くということ以外に、本作には格段の意味を見出せなかった。
加え、本作、特に本巻が「上手い」小説と言えるかは疑問なしとしない。
劇的な、あるいは衝撃的な台詞回しが減った本巻での夜空らは勿論、幸村や理科の心理描写も直接描写が増え、彼らが何を考えているのかを、そこはかとなく、全体から感じさせるものではなかったからだ。
勿論既刊分は違った可能性もあるが、確認する気はおきないし、やはりギャグ描写と展開の振幅の大きさで隠れがちで、心理描写には難あるのかもしれない。
にもかかわらず、本作が、かように人気が出た理由には、理解も納得もどうしてもできない。
ただ、仮に本作が、現代の等身大の高校生の姿を一面照射しているのなら、そういう状況になったのかもしれないなぁという印象だけは、ないではない。
つまり、本作とは何ですか?の問いを捉えるには、作中では事実上モテモテの小鷹を、女子高生・女子大生らがどう見るのか(多数派という意味)に拠るのか。そう感じるところだ。
仮に小鷹是が多数派ならば、現実照射の物語。否ならばコメディとリアルを塗した男性ファンタジーなのかな、と。
投稿元:
レビューを見る
まるまる一冊をエピローグとして使った11巻、完結巻である。クリスマスの日に暴れた小鷹や隣人部のその後が描かれている。
ここではいつものようにショートスタイルで物語が展開しているが、砂時計の砂が落ちていくかのように時間が過ぎていくのは、小タイトルに括弧付された数字(これは卒業までの日数だろう)で暗示されている。
ギャグテイストではなく、ただ残る日々を過ごそうとする彼らの青春は、すでにして残念なものではないとも言える。それでも最後の最後で残念な姿を晒すのは彼ららしいところであるが、エピローグとしてきちんと締めている印象である。
恋愛模様もすべて清算しきってのエンドは、綺麗な店仕舞いだろう。
シリーズ全巻読ませていただき、楽しませていただいた。その評価も含めて星五つで評価したい。
投稿元:
レビューを見る
読了
2016年7月30日に第1巻を読み始めて、2018年5月17日に第11巻を読了だから、シリーズを読み終えるのに約2年かかった。
投稿元:
レビューを見る
まだ器じゃないのですよ、小鷹君は。
若いのね。
最後はなんだか急ぎ足気味だったようにも思います。
ともかく完結させたかったのかな。
伸ばそうと思えばどんどん伸ばせてしまうものね。