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紙の本
鷗外「奈良五十首」を読む (中公文庫)
著者 平山 城児 (著)
大正5年、陸軍軍医総監の職を退いた鷗外は、1年半後、帝室博物館総長に任ぜられ、度々奈良に滞在する。在任中の歌で編まれた「奈良五十首」を読み解くことで、鷗外最晩年の心情を明...
鷗外「奈良五十首」を読む (中公文庫)
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商品説明
大正5年、陸軍軍医総監の職を退いた鷗外は、1年半後、帝室博物館総長に任ぜられ、度々奈良に滞在する。在任中の歌で編まれた「奈良五十首」を読み解くことで、鷗外最晩年の心情を明らかにする。〔「鷗外「奈良五十首」の意味」(笠間書院 1975年刊)の改題改訂増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
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森鴎外氏が帝室博物館総長として奈良を訪れた際に詠んだ「奈良五十首」を掲載した書です!
2020/09/09 10:40
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『谷崎潤一郎』、『手紙の書き方』、『式辞挨拶集』、『作家の手紙文全集』、『現代文学における古典の受容』などの著作で知られる日本文学研究者の平山城児氏の作品です。同書は、大正5年、陸軍軍医総監の職を退いた森鴎外氏が、一年半後、帝室博物館総長に任ぜられ、度々奈良に滞在し、その滞在中に詠んだ「奈良五十首」を収録した書です。実は、この「奈良五十首」は、当時の雑誌『明星』(大正11年1月号)に掲載されました。斎藤茂吉氏は「思想的抒情詩」と評し、石川淳氏はそこに鴎外晩年の「物理的精神的な軌跡」を見ようとしたと言われています。総体としての五十首に込められた本当の含意とは一体何だったのでしょうか?読者とともに考えさせられる一冊です!