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穢れた血 下 (マグノリアブックス <血の騎士団>シリーズ)
著者 ジェームズ・ロリンズ (著),レベッカ・キャントレル (著),小川 みゆき (訳)
“最初の天使”を見つけるための旅で、ベリアルのスパイだったレオポルトはクーマエの洞窟で命を落としたと思われていた。だが、彼の体にはレギオンという名の悪魔が乗り移り、レオポ...
穢れた血 下 (マグノリアブックス <血の騎士団>シリーズ)
穢れた血 下
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穢れた血(マグノリアブックス <血の騎士団>シリーズ)セット
- 税込価格:1,712円(15pt)
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商品説明
“最初の天使”を見つけるための旅で、ベリアルのスパイだったレオポルトはクーマエの洞窟で命を落としたと思われていた。だが、彼の体にはレギオンという名の悪魔が乗り移り、レオポルトの意識を支配しながらストリゴイの軍団を作りあげていった。自分の罪を贖うすべを見つけねばならないという彼の気持ちとは裏腹に、レギオンはレオポルトの記憶を探り、預言の三人についての知識を得る。レギオンの使命は、闇の天使が戻るための道を拓くというものだ。それを阻止せんとする勢力の存在を知った彼は―。“血の騎士団”シリーズ最終巻!【「BOOK」データベースの商品解説】
命を落としたと思われていたレオポルトの体に、レギオンという名の悪魔が乗り移り、ストリゴイの軍団を作りあげていた。レギオンはレオポルトの記憶を探り、預言の3人についての知識を得て…。「血の騎士団」シリーズ完結。【「TRC MARC」の商品解説】
〈血の福音書〉を巡る冒険は、ついにゴールにたどり着く! 〈血の騎士団〉シリーズ最終巻が登場!【本の内容】
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重層的で魅力的な謎解きものとなっている。
2017/05/23 23:57
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ吸血鬼を、サンギニストとストリゴイの対立として描きつつ、単純な構図になることを避けるため、ユダやラスプーチンなどなどのような中間的存在を介在させることで、物語は重層的で魅力的な謎解きものとなっている。特に堕天使:ルシファーが強く関係していることが明確になってくるシリーズ2の下巻あたりから神々(天使)と吸血鬼との関係が大きな謎として推理小説的な魅力が増大してくる。シリーズ1では単純な吸血鬼ものと思い躊躇いを感じたが、読み進むに連れて面白味が倍増していく作品でした。特に、最終局面に近づくと吸血鬼同士の戦いは枝葉でしかないと感じるほどの存在感で堕天使:ルシファーにまつわる神話(宗教哲学?)の世界が展開されるのには驚きました。科学的知見を巧みに取り込んだジェームズ・ロリンズの世界と、推測ながら神話やオカルト的話を得意とするレベッカ・キャントレルの世界とが上手く融合した作品とみた。レベッカ・キャントレルの<ハンナ・フォーゲル>シリーズが気になりだした。