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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/10/22
- 出版社: 早川書房
- サイズ:20cm/315p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-15-209568-8
読割 50
紙の本
絞首台の黙示録
著者 神林 長平 (著)
長野県松本で暮らす作家のぼくは、連絡がとれない父・伊郷由史の安否を確認するため、新潟の実家へと戻った。生後3ヶ月で亡くなった双子の兄とぼくに、それぞれ“文”“工”と書いて...
絞首台の黙示録
絞首台の黙示録
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商品説明
長野県松本で暮らす作家のぼくは、連絡がとれない父・伊郷由史の安否を確認するため、新潟の実家へと戻った。生後3ヶ月で亡くなった双子の兄とぼくに、それぞれ“文”“工”と書いて同じタクミと読ませる名付けをした父。だが、実家で父の不在を確認したぼくは、タクミを名乗る自分そっくりな男の訪問を受ける。彼は育ての親を殺して死刑になってから、ここへ来たというのだが…神林長平、三十六年目の最新傑作にして、最大の野心作。【「BOOK」データベースの商品解説】
父の安否を確かめるため新潟の実家に戻った作家の「ぼく」は、死刑執行されたばかりという自分と同じ顔・同じ名前の男の訪問を受け…。『SFマガジン』連載に加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
父の安否を確かめるため新潟の実家に戻った作家の「ぼく」は、死刑執行されたばかりという自分と同じ顔・同じ名前の男の訪問を受ける。神林長平、三十六年目の最新傑作にして最大の野心作【商品解説】
父の安否を確かめるため新潟の実家に戻った作家の「ぼく」は、死刑執行されたばかりという自分と同じ顔・同じ名前の男の訪問を受ける――神林長平、三十六年目の最新傑作にして、最大の野心作。【本の内容】
著者紹介
神林 長平
- 略歴
- 〈神林長平〉1953年新潟県生まれ。「狐と踊れ」で作家デビュー。「言壺」で第16回日本SF大賞を受賞。ほかの著書に「ぼくらは都市を愛していた」など。
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紙の本
引きこまれる
2015/12/08 12:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひで - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通りに、のっけから重いストーリーだ。
それでも謎が気になって引きこまれる。
しかしこのオチのロジックが許されるなら、あらゆるミステリーが書けてしまう。
このオチで良いのか?
紙の本
絞首台の黙示録
2016/11/07 12:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:によ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごい、すごい、すごい!!!
やっぱりすごい!!!興奮!!!
読後、一番最初に思い浮かんだのは『敵は海賊・海賊版』で(というか、正確には『敵は海賊・海賊版』のヨウ冥で)、あれからスペオペ感を剥ぎ取って、現代にぐっと寄せて、近未来風のSF型科学技術をトッピング。
そういえば『敵は海賊・海賊版』も、宗教と信仰について書かれていたね。
その上で、意識の在り処や、意識と肉体の関係、自己の認識と、共感と集合意識とリアルな世界について書き立てる、いつもの神林ワールド。
震えた!!!
すごかった!!!
今度は、『敵海・海賊版』を冷静に読んでから、こっちも再読してみよう。
『だれの息子でもない』と『死して咲く花、実のある夢』が、相互補完的に理解を深められたように、新しく発見できるかもしれない!
【追記】
読後、最初に戻ってエピグラフを見てみたら。「消えるは/書き手か/読み手か」だもんなぁ!
もうっ。そういうことかっ!!!てなった。
あぁ、すごかった。