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商品説明
日比谷焼打事件から米騒動に至るまでの間、大都市では民衆暴動が次々と発生した。20世紀初頭の日本社会の転換を民衆史の視点から読み解き、民衆による暴力行使の文化とそれを巡って変容する社会秩序との相互関係を解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
1905年9月5日、日比谷公園に発した暴力の波は東京の街頭を激しく駆けめぐった。この日比谷焼打事件から米騒動にいたるまでの間、大都市では民衆暴動が次々と発生し、やがて関東大震災での朝鮮人虐殺という悲劇を迎える。日本社会が民主化・大衆化の方向に大きく転換するなかで、なぜ数々の暴力が湧きあがったのか。「男らしさ」というジェンダー規範にも注目しながら、20世紀初頭の日本社会の大転換を民衆史の視点から読み解き、民衆による暴力行使の文化とそれをめぐって変容する日本社会秩序との相互関係を明らかにする。【商品解説】
目次
- 序章 都市暴動から何が見えるか
- 第一節 民衆の暴力行使をたどる意味
- 第二節 発展史観を超えて
- 第三節 分析方法と本書の構成
- 第一章 日比谷焼打事件の発生と展開
- はじめに
- 第一節 屋外集会という戦術
- 第二節 事件前夜の民衆の動向
- 第三節 日比谷焼打事件
- 第四節 暴動の終息とその影響
著者紹介
藤野 裕子
- 略歴
- 〈藤野裕子〉1976年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。東京女子大学現代教養学部准教授。
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