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商品説明
5年半をかけた渾身の2000枚!歴史に埋もれた名将を描く。戦国屈指の粘り強い交渉人(タフ・ネゴシエイター)。信長、秀吉、家康を支えた、百戦錬磨の男に挑む!【「BOOK」データベースの商品解説】
太閤秀吉の治世に3人の中老のひとりに指名された堀尾吉晴。戦国屈指の粘り強い交渉人(タフ・ネゴシエーター)であり、信長、秀吉、家康を支えた名将の知られざる生涯を描く。『小説宝石』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中村 彰彦
- 略歴
- 〈中村彰彦〉1949年栃木県生まれ。東北大学在学中に「風船ガムの海」で文學界新人賞佳作入選。「二つの山河」で直木賞、「落花は枝に還らずとも」で新田次郎賞を受賞。
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紙の本
槍働きだけが武将じゃない!!
2016/01/08 23:02
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投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
堀尾茂助のことは知っていたけど、これほど詳細な人物伝を読んだのは初めてでとても面白かった。
特に戦国武将でありながら、槍一筋の武辺者ではなく、タフな交渉人でもあり、築城術の巧者でもあったという点は注目に値する。秀吉の信任が篤かったのもよくうなずけるが、そういう人物ならもっともっと知られても良い筈なのに、矢張り孫の忠晴が無嗣断絶となったので歴史から忘れ去られたのだろう。残念だ。
秀吉に絶対の恩顧と忠誠を誓っていたのに矢張り秀吉の晩年の誰でも目を背けたくなるような政道は茂助とても秀吉に疑問を体せざるを得なかったという辺が面白い。
矢張り君主は変身するのである。