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紙の本
そして、星の輝く夜がくる (講談社文庫)
著者 真山 仁 (著)
東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子どもたち、父兄たちとの“本...
そして、星の輝く夜がくる (講談社文庫)
そして、星の輝く夜がくる
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商品説明
東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子どもたち、父兄たちとの“本音の交流”を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく。「ハゲタカ」シリーズの真山仁が挑んだ、渾身の震災文学。【「BOOK」データベースの商品解説】
神戸から、東日本大震災の被災地にある遠間第一小学校に赴任した応援教師・小野寺徹平。彼は児童たちとの交流の中で、被災地が抱える問題と向き合っていく…。混乱から未来へと向かう生命の輝きを描く、連作短編集。【「TRC MARC」の商品解説】
東日本大震災の爪痕が生々しく残る東北地方の小学校に、神戸から赴任した応援教師・小野寺徹平。かつて阪神・淡路大震災を経験した彼は、心に傷を負った子どもたち、父兄たちとの”本音の交流”を通して、被災地が抱える問題と向き合っていく。「ハゲタカ」シリーズの真山仁が挑んだ、渾身の震災文学。【商品解説】
目次
- わがんね新聞
- ”ゲンパツ”が来た!
- 「さくら」
- 小さな親切、大きな……
- 忘れないで
- てんでんこ
- 解説 末國善己
収録作品一覧
わがんね新聞 | 7−48 | |
---|---|---|
“ゲンパツ”が来た! | 49−96 | |
さくら | 97−147 |
著者紹介
真山 仁
- 略歴
- 1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)でデビュー。「ハゲタカ」シリーズのほか、『売国』(文藝春秋)、『虚像の砦』(講談社文庫)、『コラプティオ』(文春文庫)、『マグマ』(角川文庫)、『ベイジン』(幻冬舎文庫)、『黙示』『プライド』(いずれも新潮文庫)がある。また、本書や『雨に泣いてる』(幻冬舎)といった東日本大震災を題材とした作品も著している。最新刊は”日本最強の当選請負人”を描いた意欲作『当確師』(中央公論新社)。
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電子書籍
心にしみました
2019/08/22 18:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よいふろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現実とは、離れているかもしれない。でもこれは小説で、作者の読ませる力を借りて、読者それぞれが東日本大震災という出来事を考える機会を持つのだと思う。ダレることなく、あっという間に読み終えてしまいました。
電子書籍
なんと、一気に完読!!
2017/04/02 17:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうと - この投稿者のレビュー一覧を見る
真山さんの大ファン。でも、震災当事者である私は、この本のみ読むことを拒否していました。よそからの人が何を書いても…という思いがありました。ところが、ベイジンの電子書籍、文庫版あとがきにかえて。「逆風からの追い風へ」を読み、2010年3月震災前なのに地球温暖化を救うのは原子力発電と言う世界中の流れに危惧していることに感銘を受けました。その後、震災が発生したわけで、真山さんは福島の震災を、どのように思ったのだろうか?どのよう書くのだろうか?。知りたいと思いました。「そして、星の輝く夜がくる」を読みはじめたら、一気に完読。関西人である私は、阪神の震災も知っています。報道に対する思い、ボランティアのむずかしさ。風評当事者の家族の苦しみ。立場が変われば、見えてくるものが違ってくる。主人公の先生の真っ直ぐな体当たりが、関西人の温かさとともに、東北にない風を吹き込んでいるようで真山さんにしか書けない震災であったと思いました。出会えて良かった本でした。
電子書籍
一気読みオススメ
2016/07/08 22:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぜひ一気読みして下さい。そして、余韻に浸りながら星空を眺めましょう。その後ゆっくり読み返すのが、ベストです。「わがんね新聞」に出て来る素直な言葉が心にしみ込みます。重い内容なのにこんなにも軽やかに読ませてくれる素晴らしい本です。
紙の本
積んどいたのが悔やまれます
2016/06/13 10:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パパゲーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずいぶん前に買っていたのですが、なかなか読み始められなかったです。ようやくと読み始めたら終わりまで一気に読み終えてしまいました。もっと早くから読めばよかった。
紙の本
フェアな作品
2016/10/02 22:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
手にした本の帯に「震災文学」とわざわざ銘打っているので、余計な先入観を持たざるを得ず購入後1年近く手付かずでした。
このような表現がふさわしいのかわかりませんが、フェアな立ち位置の作品だと思いました。
感情に無暗に訴えず、事実として近いことがあっただろう事を必ず最低2つ以上の側面から描いている点が、私にはフェアだと感じられたのです。
震災という被災者となった人々にとっての最悪の不幸を題材にものを書く時点で、必ず批判的な評価も受けるであろうと予想される中で、それでも書くことにした思いが伝わってくる作品でした。