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日本はなぜ脱原発できないのか 「原子力村」という利権 (平凡社新書)
著者 小森 敦司 (著)
産官政学、そしてメディアが癒着した巨大利権「原子力村」。福島原発事故後も存続が図られ、復活が目論まれる。原発関連取材の第一人者として知られる記者が、巨大な利権複合体にメス...
日本はなぜ脱原発できないのか 「原子力村」という利権 (平凡社新書)
日本はなぜ脱原発できないのか
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商品説明
産官政学、そしてメディアが癒着した巨大利権「原子力村」。福島原発事故後も存続が図られ、復活が目論まれる。原発関連取材の第一人者として知られる記者が、巨大な利権複合体にメスを入れる。【「TRC MARC」の商品解説】
福島原発事故後も存続が図られる、産官学メディアが癒着した巨大利権・原子力ムラ。原発関連記事で知られる筆者が描く、ムラの実態。【本の内容】
著者紹介
小森 敦司
- 略歴
- 〈小森敦司〉1964年東京都生まれ。上智大学法学部卒業。朝日新聞社入社。社内シンクタンク「アジアネットワーク」でアジアのエネルギー協力策を研究。著書に「資源争奪戦を超えて」など。
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「日本は、なぜ、脱原発できないのか?」できないのか?著者は巨大な権力構造にメスを入れてその原因を解き明かしてくれます!
2020/05/08 09:36
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、表題にありますように、日本がなぜ、脱原発できないのかという大きなテーマについてメスを入れた画期的な一冊です。同書の著者は、朝日新聞記者として長年、エネルギー資源・環境分野の取材を担当してこられた小森敦司氏です。彼は、同書の中で、日本が脱原発できない最大の原因は、「電力会社、産業界・財界のみならず官僚、政治家、学者、さらにはマスコミすら取り込み、半世紀以上にわたって肥大化してきた原子力村の存在である」と主張します。そして、これは「福島第一原発事故以降も必死に原発延命を図り、民意を無視した再稼働を進めている」と警告を慣らします。果たして、この「原子力村」とはどのような組織なのか?そこでは何が行われているのか?同書ではその権力構造を徹底的に暴いていきます。同書の内容構成は、「プロローグ 事故後の反省記事」、「第1章 村に切り込む」、「第2章 強大な利権構造」、「第3章 国策の果てに」、「第4章 4人の経産官僚」、「第5章 残る原発のごみ」、「第6章 買われたメディア」となっています。