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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
チンピラ同士の喧嘩の現場に颯爽と現れた白いスーツの男。実は警視総監だったという突拍子もない書き出し。今野氏自身も書いている通り「遠山の金さん」か「暴れん坊将軍」みたく荒唐無稽の警察小説だが、氏の任侠シリーズ4作目といってもよく相変わらず最後まで楽しませてもらった。笑える文章の運びは、昨今の笑えない芸人に読ませたいほど。金さんとくれば桜吹雪だが、警視庁のトップも桜だから存外、的を射た話なのかもしれない。理屈を言っちゃあおしまいよ。
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いい具合に力が抜けていて楽しい
2016/07/17 16:51
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投稿者:マル神保 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ありえないシチュエーションの連続ながら、いい具合に力の抜けた楽しい作品です。地の文での甘糟のツッコミも最高です。
隠蔽捜査の竜崎は捜査会議不要論を唱えますが、本作では捜査会議の意義が語られるのも興味深いところです。
電子書籍
よかった
2018/05/31 15:46
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人に薦められて、好みの感じではないのになと思いながら読んだのですが、出だしから、どうなるんだという興味が湧きました。
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マル暴シリーズ第2弾。
先輩刑事・郡原や暴力団とのやりとりだけでも甘糟は大変だったのに、本作では白いスーツの男も登場。
本シリーズでは事件の真相がどうのというよりも、甘糟が如何に翻弄されるかが読みどころ。
次作にも白いスーツの男は登場するのか、楽しみでもある。
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面白かった〜。マル暴シリーズ、また、濃いキャラが(笑)任侠シリーズとのコラボ。いいわあ。もっと読みたい。
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「マル暴甘糟」の続編。甘糟が総監になったのかと思い込んで、読んだが、違ってた。今作も甘糟のやる気のなさは健在。しかし、本人の意思に逆らうように、事件に好かれてしまうから、何とも憎めない。普段は口の悪い郡原が実はいい人だったりもして・・・前作から、登場人物もあまり変わりなく、読みやすかった。
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お気に入りの甘糟シリーズ。こんな警視総監が良いても良いだろうなと思うけど周りは大変だろうな。郡原のテケトーでいてやるべき以上のことを何気なくやってるのも良いし、甘糟の最弱そうだけど何気に図太いとこも好き。警察小説でこんなに笑えるシリーズはないね。
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シリーズ2作目。いやあ、この設定、凄い! このネタはしばらく使えるんじゃない? 甘糟君、大変だねえ~
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マル暴甘糟の続編。
これはドラマ化したら面白くなりそうですね。
ちょっと無理がある現実的ではない設定でしたが、なかなか楽しく読みました。
力を抜いてサラサラ読む感じ。
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図書館で借りた本。
今回、暴力団の下っ端がにらみ合っていて、一触即発の知らせを受けて駆け付けた甘糟さんは、現地で白いスーツの貫禄のある男が和解させようとする現場を目撃する。余計にこじれそうだったので、暴力団のアキラの指示により、警察と名乗って止めに入るが、にらみ合っていたうちの一人が死体で発見された。白いスーツの男を負い始めるが、甘糟はそのとんでもない正体を知ってしまう。
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マル暴シリーズ第二弾。
本当にキャラ設定が上手です。
シリアスな警察物だけでなく、コメディチックな物でも惹かれるキャラを見事に描いてくれますね。
事件の真相はそんなに複雑ではなかったですが、荒唐無稽なキャラが絡むことで複雑化する典型的なコメディミステリーです。
トップの二人もいかしていますが、主人公の甘糟の先輩の郡原が最後までかっこよかったです。
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マル暴刑事・甘糟くんシリーズ、2作目。
任侠シリーズのスピンオフと思ってたら、甘糟くんが主人公でしっかり続く様子。自身のやる気のなさを自虐しつつも、何だかんだ言ってよく動いてるじゃん!とツッコミをいれたくなる(笑)今回は先輩刑事の郡原だけでなく、天下の警視総監殿にも体よく振り回されて、そんな不憫さ全開の甘糟くんが可愛い。
リアリティさの全くない警視総監の行動に加え、初動の段階で揉め事の当事者である半グレと半ゲソ連中の素性を全く把握できていなかった捜査本部もあり得ないワと思ったが、それこそ水戸黄門やら暴れん坊将軍の現代版だと思って素直に楽しんでしまえば、これもアリ。そういうスタンスでないと、最後の白スーツ2人組の登場を楽しめないものね。シリーズが続くようなら、また白スーツ出てきてほしいし、今度は日村さん視点の任侠シリーズも読んでみたいナ。
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事前情報がないまま図書館で予約、受け取って本の装丁見てもこんなコメディタッチな話だとは思っていなかった。帯には笑えると書いてあったけれど、、、
警視総監が、こんなことするわけないだろというブッ飛んだ設定。
ただ郡原はいいキャラクターだな。
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『マル暴甘粕』の続編。
任侠シリーズのスピンオフ。
甘粕の時は、正直、甘粕を覚えてなかったけど(←失礼な)そのまま読んだ。
でも、この『~総監』は、読み始めて数頁で日村(任侠シリーズの主人公)が出て来てもうたんで、
「あ。コレ、本編での甘粕をおさらいしてから読も・・・」
ってなった(苦笑)
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『〜甘粕』以上にありえないよね〜。軽い気持ちで楽しく読めました。シリーズとして続ける内容、ないかもしれないけれど、甘粕さんの活躍、まだみてみたいね。そして、郡原さん、これまた、素敵。個性派ぞろい。