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商品説明
終身雇用崩壊が叫ばれる以前から存在してきた非正規労働。「合理性があるから存続する」のならば、その根拠は何なのか。職場まで下りた貴重な調査資料をもとに実像を描き、改善策を提案する。【「TRC MARC」の商品解説】
終身雇用崩壊が叫ばれる以前から幅広く存在してきた非正規労働。「低賃金・使い捨て」では捉えきれないその合理性とは。【本の内容】
著者紹介
小池和男
- 略歴
- 〈小池和男〉1932年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学名誉教授。名古屋大学特別教授。著書に「強い現場の誕生」「戦後労働史からみた賃金」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年7月号より
書標(ほんのしるべ)さん
著者は労働経済学が専門の著名な学者。数十年にわたる研究の蓄積の中から、非正規労働について論じる。
戦後、日本の造船業や機械工場では臨時工などの呼称で、非正規工員がたくさんいた。また欧米でもやはり様々な業種で非正規という雇用形態は存在する。歴史的な流れや海外との比較もまじえながら、昨今の雇用崩壊を不安視する世間の風潮に鋭く切り込んでいく。特に貴重だと思われるのは、小売りや外食の現場を細かく調査した資料。いまの労働現場の実態(役割や昇格、採用や賃金)がよく把握できている。