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商品説明
翁のかたちをとる神やそれらをめぐる習俗には、異なる文化圏の影響が色濃く見られる。日本では、渡来神をはじめとする韓半島の文化を、あるものは受け入れ、あるものは排除しながら伝承してきたのである。
本書では、中世の翁信仰の生成過程を諸縁起や史料から読みとることで、そこに色濃く反映された韓半島からの渡来文化の姿を見いだし、さらに日本芸能のルーツである翁猿楽の成立についても、韓半島のシャーマニズム文化の影響を指摘する。
日本の基層文化の形成を韓半島の文化との交渉の中から根本的に考え直すことにより、日本と韓半島との文化交流の、中世における新たな相貌を浮かび上がらせる意欲作。(初版2008年)【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 古代の翁
- 一 塩土老翁
- 二 椎根津彦
- (1)道案内の国つ神
- (2)服属芸能と物真似と「笑い」
- 三 伝承を語る翁
- 第二章 住吉信仰圏の翁
著者紹介
金 賢旭
- 略歴
- 東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士課程修了.博士(学術).韓国外国語大学・檀国大学非常勤講師.(2008年12月時点)
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