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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/08/23
- 出版社: 化学同人
- サイズ:20cm/286p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7598-1822-2
紙の本
生から死へ、死から生へ 生き物の葬儀屋たちの物語
死んだ動物や植物が自然の中ではどう「処理」されて、最終的にどうなるのか。死体がさまざまな腐食性動物によって新たな生へと引き継がれていく様子を描く、ナチュラルヒストリー。【...
生から死へ、死から生へ 生き物の葬儀屋たちの物語
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商品説明
死んだ動物や植物が自然の中ではどう「処理」されて、最終的にどうなるのか。死体がさまざまな腐食性動物によって新たな生へと引き継がれていく様子を描く、ナチュラルヒストリー。【「TRC MARC」の商品解説】
★野山で死を迎えた動物たちのその後を細やかな目で記録したナチュラルヒストリー★
動物たちの死体は、それを栄養とする別の生き物(腐食者)たちによって摂取・分解される。本書には、ハゲワシ、コンドル、ワタリガラスなどの鳥類と、シデムシ、糞ころがし、ハエなどの昆虫を中心に、キノコなどの菌類や細菌、さらには、かつて腐食者であった人類の祖先までもの死体あさりの様子が生き生きと描かれる。
命あるものは必ず死ぬ。自然界ではその死体は次の命を生み育てるために使われ、生命が引き継がれていく。生活から切り離された病室で死を迎え、そのまま火葬で葬られれる現代のわたしたちは、そこから学ぶことがあるのではないだろうか……
【商品解説】
目次
- I.小から大へ
- マウスを埋葬する甲虫/一頭のシカの送別/ 究極のリサイクル業者: 世界を作り直す
- II.北から南へ
- 北の冬: 鳥たちにとって/ハゲワシやコンドルの集団
- III.植物の葬儀屋たち
- 生命の木々/糞を食べる者
- IV.水中の死
- サケの死から生へ/他のいろいろな世界
- V.いろいろな変化
- 新しい人生へ、そして新しい形の生命たちへの変態/信仰、埋葬、そして不滅の生命
著者紹介
ベルンド・ハインリッチ
- 略歴
- 〈ベルンド・ハインリッチ〉1940年生まれ。バーモント大学生物学名誉教授。専門は生理生態学、行動生態学。メイン州の森の小屋で多くを過ごすナチュラリスト。著書に「ワタリガラスの謎」「森は知っている」など。
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