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商品説明
諸国を主導する覇者を目指すのか、天下を統一して新たな歴史をつくるのか。後世の英雄たちへの大きな指針となった決断は如何になされたか−。秦の始皇帝の天下統一までの出会い、確執、闘いをダイナミックに描く。【「TRC MARC」の商品解説】
紀元前二五九年、七つの国がひしめく中国・戦国時代。質子(ちし)として趙(ちょう)の都・邯鄲(かんたん)で生まれた趙正(ちょうせい・始皇帝)は、大商人の呂不韋(りょふい)に見いだされた父・子楚(しそ)が秦の王となったことで運命が変わる。子楚の急死により十三歳で王に即位した趙正。宰相・呂不韋の補佐を受けながら国を治めていたが、新たな側近・李斯(りし)が唱える「天下一統」の構想に衝撃を受ける――【商品解説】
目次
- 序章
- 一章 少年の章
- 二章 若年の章
- 三章 成年の章
- 四章 壮年の章
- 五章 一統の章
- 六章 老年の章
著者紹介
小前 亮
- 略歴
- 〈小前亮〉1976年島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。(有)らいとすたっふに入社後、小説を執筆。2005年「李世民」でデビュー。ほかの著書に「唐玄宗紀」など。
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紙の本
始皇帝の一生
2016/12/11 21:24
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
秦の始皇帝の一生を描いた大河小説。
趙の人質生活から秦の太子となりやがて王に。天下統一を果たし死ぬまで。
史上初の皇帝となり偉業を達成した一方、圧政と焚書坑儒という愚政もした二面性を持つ人物の一生をサラリとよくまとめてあると思います。
「胡により秦は滅ぶ」の予言、胡は遊牧民でなく身内にいたんですね。予言スゴイ。