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紙の本
国貧論 (atプラス叢書)
著者 水野和夫 (著)
アベノミクスもマイナス金利も8割の国民を貧しくする資本主義である。このままでは国民どころか全人類の99%が貧しくなっていく。「国貧論」に成り下がった21世紀の資本主義の実...
国貧論 (atプラス叢書)
国貧論
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商品説明
アベノミクスもマイナス金利も8割の国民を貧しくする資本主義である。このままでは国民どころか全人類の99%が貧しくなっていく。「国貧論」に成り下がった21世紀の資本主義の実態を暴く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
水野和夫
- 略歴
- 〈水野和夫〉1953年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。法政大学教授。著書に「100年デフレ」「世界経済の大潮流」「資本主義の終焉と歴史の危機」など。
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紙の本
現状認識への警鐘と次世代への展望
2016/08/09 09:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史に学び、いまを見極め、未来への方向性を見いだすこと。それは自明の作業であるだけに平易なように思いがちだが、なかなかできることではない。本書は明確に、この考察を示してくれる。「より速く、より遠くへ、より合理的に」という近代資本主義を駆動してきた基本理念に疑念を抱くべき時が来ている。「よりゆっくり、より近く、より寛容に」と、近代が持っていたテーゼに真っ向から刃向かう生き方に転換を試みるにしても、『経済成長』にとって代わる「何か意義ある価値観」を模索することは個人にとって容易ではない。社会のロジックが「脱近代」の方向ですべて変わらなければ、そこに生きる個人にとって、実感など持ちえようはずもない。社会は「変わる」もので「変える」ものではない。超微速で、しかし圧倒的に強力なトルクで、時代はいつしかガラリと変転していくものである…。筆者はそのように述べて、百年、五百年、千年のスパンで冷静な分析を示してくれる。これこそが賢者の知性だろう。〇〇ノミクスを妄信している指導者たちには、本書を是非一読いただいて、少しでも『知性』を身に着けてもらいたいものだと思う。
紙の本
資本主義が終わっているという衝撃
2019/01/10 01:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:在外邦人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治は経済に従属するという事に気付いて以来、漸く納得出来る解説書に辿
り着いたという思いだ。日本の過剰資本が世界に与えている影響を、当の日
本国民の一体どれ程が理解しているだろうか?いずれにしても、ゼロ金利で
資本主義は既に終わっているという解説には衝撃を受けた。水野先生は多く
の著作で膨大な知見を基に、普通の人にも分かるように心を砕いて説いてお
られる。瀬戸際に立たされている日本社会をこれからの日本人はどのように
凌いでいくのだろうか?兎に角個々人が政治を監視し参加しなければ、社会
を良くする事は出来ない。信頼出来る中長期の将来予測だと思うので、これ
からの生き方を考えるよすがになる。