紙の本
ほっこり
2016/11/07 20:59
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんこパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、前作をドラマで観て、大好きな俳優さんたちが、まさにこの人しかいない、という個人的に、ドストライクな、最高の作品で、原作も素晴らしかったです。その、二作目が出ていると知って、すぐに購入しました。期待どおり、今回も優しい気持ちになる、ほっこりと癒される作品です。このお店が近所にあったら、絶対に常連さんになります。
紙の本
前作からの続編
2016/07/18 15:38
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投稿者:ナウシカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
続編の文庫本化を心待ちにしていました。毎日を丁寧に生きることをわたしも大切にして行こうと思います。ずーっと続きを読んでいきたい大切な本です。
紙の本
主人公が丁寧に暮らす日々がいい。
2021/04/19 15:53
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作で、愛猫たろを亡くし、シリーズ2作目でも悲しみに暮れる日々で始まっていた。それでもタイトルが「福も来た」だし表紙イラストに猫もいるしで、早くいいことおこれっ!と読み進む。本作では、また猫を迎え、しかもうるさいぐらいににぎやかな兄弟猫。他にも、頼れる従業員のしまちゃんや、故あって話を交わすようになったお寺の奥様、料理教室の先生、そして、近くの喫茶店のママ...と、主人公をとりまく人々の存在も、この物語を読む楽しみのひとつになってきています。
シリーズはまだまだ続くので、読者としても追ってゆこうと思います。
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基本を歪めずに一つのことを続ける。そんなことを訥々と描いています。ママさんの存在がなんか大きい。この終わり方からすると、このお話はまだ続くのかな?
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前作を読んでから時間が経っていたので、少し忘れている事もあったけど、基本的にはしまちゃんも相変わらず頼もしいし、ママも怪しくはあるけど、アキコを見守ってるという構図は変わらなかった。
アキコがたろちゃんを思い出してひとりで泣いてしまうシーンは、やっぱり悲しくてもらい泣きしてしまいそうだった。
メニューやお店の経営など、悩む事が色々あったけど、ママや先生、そしてしまちゃんの言葉に背中を押され、自分のやり方に自信を付けて行くアキコをもっと応援していきたい。
最後は素敵な終わり方で読後感スッキリ。
2016.7.23
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前作の方が好きかも。
基本姿勢、自分のポリシーは変えないことが大切。どんな仕事にも言えることだけど、やっぱり人はひとりで生きているわけではないので、時には頭を柔らかくして、色々なことを学んでいきたいと思った。
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前作ではアキコさんと一緒に泣きに泣いて
今回はタイトルからして、一緒に笑顔になれるかな、と思いながらページをめくりました。
アキコさんはやっぱり引きずってはいるけど
迷いながらも、縁を大切にして過ごしているのは頼もしい。福も来てよかった。
スープ、ということばは心を温める。
そして、食べるとお腹も温まる、
スープを作りたくなりました。
しまちゃんが大好きなので、また逢いたいです。
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ぶ厚い、真剣な深刻な本じゃなくて、薄めの本を気楽に読みたい、でもおもしろくないのは論外……っていう気分の時に、群さんの本はなんてうってつけなんだろうと、いつも思います。
読みやすいけどおもしろい。
できそうでできないことなのではないでしょうか。
第二弾でも、アキコはまだたろちゃんを思い出して泣いています。
でも、これは大切な誰かを亡くした人なら当たり前だと思う。
日常のふとした瞬間に、「ああ、もういないんだ」と思い出して泣ける。
群さんもネコがお好きなようだから、きっとそういう経験あるんだろうな。
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図書館で。シリーズ二冊目。
特に何がどうという特別なことは起こらないんだけどまあこういうのが人生なのかも、と思わせる感じはある。
一時期わーっともてはやされた後で波が引くようにお客さんが来なくなるってのはあるだろうなぁ。
それにしても食後のお茶かコーヒーぐらい出したらいいのに徹底してるな…
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“パンとスープとネコ日和”の第2弾です~
身の丈にあった暮らしをする
今を大切にしっかり生きる
アキコとしまちゃんを見てると
背筋がしゃんと伸びてきます!
アキコにとって
しまちゃんもたろちゃんも福
そしてお店のドアをあけるお客さんも~
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雰囲気としては前作より好きです。たろちゃんのことは別としてアキコの肝が据わったというか、年相応の落ち着きがみえてきて前作より安心して読めました。偏った見方をするところは相変わらず好きになれませんが、典型的なペットロス状態だったのでラストはホッとしたようなこれでいいのだろうかという疑問が半々という感じです。
改めてアキコは寂しい人なんだと思ったのですが、なんだかしまちゃんに先を越されそうですね。隣のママさんといいタナカさんといい、ひとりの周りにはひとりが集まってくるのかな。みんな強そうだけど、孤独と不安と将来に怯えてのことかもしれないですね。しまちゃんは若い。アキコとずっと一緒により離れる可能性の方が高いです。猫は心理的に癒してくれるけど、物理的に助けてくれる存在ではないです。早くアキコが気づくといいなと思ってしまいました。
とりあえずスープが美味しそうでお腹すいてきます。母子のオクラのシーン好きです。こんなお客さん、料理人冥利に尽きるなぁ。
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猫が大好きな人が書いたんだなぁってわかるくらい、猫の喜怒哀楽の表現がリアル。
前作は主人公が歩き出す過程。
今作は主人公が店主として根付く過程。
個人で事業する立場として、あ~そういうこと悩んじゃうよね~と共感できる気持ちが多かった。
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読了。 パンとスープと猫日和の続編。
前と同様で、アキコさんの日常を読むだけなのに、気持ちがホッコリする。アキコさんを取り巻く人々の言葉も優しい。
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パンとスープとネコ日和もそうだったけど、これを読むと猫に会いたくなります。
家や身の回りに動物がいるのっていい。
かぼちゃのポタージュは食べたいなあ。
健全に生活することの大切さが染みる本です。
最後に福が来てよかった。
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何が起きるわけでもなく、アキコさんの日常を描いてるだけなんだけど、なんだかどんどん読んでしまう。個性のあるキャラクターが出てきても、強く反応はない淡々さ。でも亡くなった愛猫を思っていつまでも涙を流す。お母さんのことを思って泣くことはないのに。
会社勤めのいらぬ人間関係の悩みがない分、飲食店だけに商売の悩みもあるようで。住職の奥さんとか、普段の自分とはまるで重ならない世代の近い方々の平穏な暮らしぶりに、会社勤め、家族の悩みを抱えている身としては羨ましく思える。
最後に突然たろちゃん似のネコが二匹やってきて、アキコさんよかったね! ほんと、猫飼いたくなるわー。