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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/08/12
  • 出版社: プランタン出版
  • レーベル: プラチナ文庫
  • サイズ:15cm/272p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8296-2617-7
文庫

紙の本

泥舟 (プラチナ文庫)

著者 宮緒 葵 (著)

泥舟 (プラチナ文庫)

税込 682 6pt

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

泥の舟・・・

2020/10/29 07:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

ラストはこうなるだろうなぁって
玄佳が復讐(泥舟を作る)を誓ったとたん思ってしまった通りに
話が川(というか沼?)が流れるように流れていった感じ。

玄佳は正善が言うように純粋で傷付きやすくて繊細。
あんなにトラウマを抱えた状態で完遂できるはずはないと思ってましたが、
やはり正善に敵うわけがありませんでした。
うん、作者さんの狂気を孕んだ変態ぶりの描き方は容赦ない感じです。

泥舟は沈むしかないのですが、
もともと正善が見初めた時点で玄佳は沼にはまったようなものなのだから
今更舟どころの話ではないのではなかろうか・・・
と途中途中で(いや最初から)思ってしまいながら読んでおりました。
だって色々と企んだり、やらかしたりはしてくれましたが
基本玄佳はまともな人間だから(捨て身でやることすごいけど)
狂気な沼を抱えた正善にかなうはずはないなぁって。

とりあえず、正善の狂気ぶりは作者さんらしいなぁって思いつつ
さらに・・・その狂気を支える財力がすごい。
(ここらへんがファンタジーなのですが)
その若さでその財力・・・まあそういう設定でないと
成り立たないのでしょうが・・・ちょっと・・・
まあ、そういうものも含めて狂気と思えば良しなんですね。
そこらへんにリアルを求めるわけではないのですが、
ちょっと引っかかる感もあるわけです。

ちなみに私は狂気な(人の)話は好きなのですが
作者さんの狂気はきっぱりはっきり突き抜けた感じなので
若干ひいてしまうところもあります。
もっと読者に対してもしんしんと忍び寄る系が好みなので。

タイトルとそれに対する本編のモチーフ使いは好みでした。

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紙の本

執着攻め

2017/01/28 18:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る

執着攻めが好きなので宮緒さんの新刊はつい購入してしまいますが、今回の設定はあまり好みではなかったです。

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2016/08/29 13:29

投稿元:ブクログ

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2016/08/25 19:03

投稿元:ブクログ

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