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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/09/27
- 出版社: 河出書房新社
- サイズ:20cm/494p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-309-20715-5
- 国内送料無料
紙の本
死せる魂
「死せる魂」は死なない。悪夢のように果てなく広がる言葉の増殖になって甦える−。死んだ農奴の魂を買い集める詐欺師とともに、19世紀ロシアの地獄と煉獄をめぐる未完の〈叙事詩〉...
死せる魂
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商品説明
「死せる魂」は死なない。悪夢のように果てなく広がる言葉の増殖になって甦える−。死んだ農奴の魂を買い集める詐欺師とともに、19世紀ロシアの地獄と煉獄をめぐる未完の〈叙事詩〉。最も偉大なロシア文学の読まれざる古典。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ニコライ・ゴーゴリ
- 略歴
- ロシアの代表的な文学者。未完の大作「死せる魂」はじめ「外套」「鼻」など。後代への影響ははかりしれない。
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紙の本
こんな小説、この人でないと書けない
2020/12/04 22:38
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とんでもない話だ、主人公のチーチコフは”死せる魂”つまり死んだり、逃亡したりした農奴を地主から買い上げるのだ。ロシアではて地主から農奴ひとりあたりいくらと人頭税を徴収しているのだが、彼は地主から買い取った”死せる魂”を担保に銀行から金を借りようとしているのだ。彼の前には、嘘つきで博打好きの男、大食いだけが取り柄な地主、借金まみれの地主、模範的な地主といろいろな人が登場する。チーチコフは頭のいい男だとは思う、金儲けのための着想もすごい、でもその才能を真面目に生かすことができなかったのか、すぐに濡れ手に粟の方法へと流れてしまう。ゴーゴリのこの小説はいつかは読みたいと思っていたもので、やっと読めた。こんな話はこの人でないと書けないだろうなというのが私の正直な感想だ