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紙の本
切支丹の里 改版 新装版 (中公文庫)
著者 遠藤周作 (著)
基督教禁止時代の殉教者よりも、棄教した宣教師や切支丹の心情に強く惹かれた著者。隠れ切支丹の里を訪ね歩き、基督教が日本の風土と歴史の中で変貌していく様を真摯な取材と文献の中...
切支丹の里 改版 新装版 (中公文庫)
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商品説明
基督教禁止時代の殉教者よりも、棄教した宣教師や切支丹の心情に強く惹かれた著者。隠れ切支丹の里を訪ね歩き、基督教が日本の風土と歴史の中で変貌していく様を真摯な取材と文献の中から考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
踏跡で黒ずんだ一枚の踏絵を見た感動から、基督教禁止時代の殉教者よりも、棄教した宣教師や切支丹の心情に強く惹かれた著者が、長崎・島原の僻村を訪ね歩き、基督教が日本の風土と歴史の中で変貌していく様を真摯な取材と文献の中から考察する。傑作『沈黙』『イエスの生涯』を貫く著者の思想が垣間見える独自の紀行・作品集。〈解説〉三浦朱門【本の内容】
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紙の本
遠藤周作氏による基督教が日本の風土と歴史の中で変貌していく様を真摯に描いた作品です!
2020/08/01 11:19
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『白い人』(芥川賞を)や『沈黙』(谷崎潤一郎賞)といった名作でお馴染みの遠藤周作氏の作品です。同書は、踏跡で黒ずんだ一枚の踏絵を見た感動から、基督教禁止時代の殉教者よりも、棄教した宣教師や切支丹の心情に強く惹かれた遠藤氏が、島原などの隠れ切支丹の里を訪ね歩き、基督教が日本の風土と歴史の中で変貌していく様を真摯な取材と文献の中から考察した書です。同書の構成は、「一枚の踏絵から」、「日記」、「横瀬浦、島原、口ノ津」、「有馬、日之枝」、「城」、「雲仙」、「弱者の救い―かくれ切支丹の村々」、「父の宗教・母の宗教―マリア観音について」、「母なるもの」となっています。遠藤氏の思想が垣間見える独自の紀行作品集です。