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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/11/09
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-386461-9
読割 50
紙の本
ママたちの下剋上
著者 深沢潮 (著)
母校「聖アンジェラ学園初等部」の広報担当となった妊活中の香織は、お受験ママたちの複雑な思いに飲み込まれていく。悩んだ香織と母親たちが出したそれぞれの決断は…。『きらら』連...
ママたちの下剋上
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商品説明
母校「聖アンジェラ学園初等部」の広報担当となった妊活中の香織は、お受験ママたちの複雑な思いに飲み込まれていく。悩んだ香織と母親たちが出したそれぞれの決断は…。『きらら』連載に加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
ママの地位は子どもの成績で決まる?!
「お受験」という名の、母親たちの代理戦争。この前まで自分が誰かの子どもだった母親たちが、突如として一人の人間を育てることを課される。とまどいを周囲に悟られないように、孤独な子育てと戦う母達の下剋上の物語。
大手下着メーカーで広報として働いていた香織は、妊活に励むために慣れ親しんだ会社を退社することに。家でゆっくりしながら、夫との時間を作ろうと考えていたのだが、母校「聖アンジェラ学園初等部」の広報を手伝って欲しいと校長からお願いされる。
広報の仕事だったらお手のものと軽く考えていたのだが、子どもの受験に挑む母親たちの思いは、下着を購入するお客さんとは全く違っていた。母親同士の駆け引きや足の引っ張り合い、その一方で子を愛するという一筋縄でいかない母たちの思いに飲み込まれていく。子どもを持つことは幸せ?それとも地獄?悩んだ母親たちが出したそれぞれの結論は?
【編集担当からのおすすめ情報】
子どものお受験を経験していなくても、この物語には母親だったら思い当たることがたくさん出てきます。母親の優しさと、残酷さ。一番大切なことを見失わないように、子育て中のお母さんに是非読んで欲しい一冊です。【商品解説】
著者紹介
深沢潮
- 略歴
- 〈深沢潮〉東京都生まれ。第11回「女による女のためのR−18文学賞」大賞受賞。著書に「ランチに行きましょう」「縁を結うひと」など。
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タイトルの印象とは異なる
2022/09/08 13:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルもだが、帯の「子どもを持つことって幸せ?地獄? 恐怖と戦慄のママカーストを生き延びる」との文言に、おっかなびっくりで手に取ったが、中身はそういう女性週刊誌?的な印象とは異なる。
もともと連載時のタイトルは「広報 聖アンジェラ学園」とかだったはずで、単行本を目立たせるためなのか、出版社が少々あおりすぎのような気がした。
中身はといえば、深沢潮さんらしいジェンダー視点がしっかりとした社会性の高い内容。小学校や中学校の受験が大テーマだが、女性と仕事、教育と社会のあり方、格差、ネット上の誹謗中傷、ママ友、嫁姑などなどさまざまな問題が浮かび上がり、面白く読めた。
ただ、結末はすっきりしない。あいまいなまま、主人公が自分をなだめて納得させて終わらせている感じがし、少々腑に落ちない。
それが、多くの女性の現実なのだとしても。