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テクストとしての判決 「近代」と「憲法」を読み解く
判決に残された「近代的なるもの」の痕跡を読み解く、9人の研究者による挑戦的な論文集。判例を法テクストのみならず思想テクストとして扱い、時代と事案を振り返って日本法思想に肉...
テクストとしての判決 「近代」と「憲法」を読み解く
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商品説明
判決に残された「近代的なるもの」の痕跡を読み解く、9人の研究者による挑戦的な論文集。判例を法テクストのみならず思想テクストとして扱い、時代と事案を振り返って日本法思想に肉薄する。【「TRC MARC」の商品解説】
判決に残された「近代的なるもの」の痕跡を読み解く,9人の研究者による挑戦的な論文集。判例を法テクストのみならず思想テクストとして扱い,時代と事案を振り返って日本法思想に肉薄する。今後の判例研究・判例学習に資する,新たな判例読解の手法を示す力作。【商品解説】
判決に残された「近代」の痕跡を読み解く、挑戦的な論文集。判例を思想テクストとして読解し、日本法思想に肉薄する。【本の内容】
目次
- 小粥太郎「田中耕太郎からみる近代──謝罪広告請求事件」
- 駒村圭吾「文学裁判とふたつの近代批判──『チャタレイ夫人の恋人』事件判決」
- 渡辺康行「憲法判例のなかの家族──尊属殺重罰規定違憲判決と婚外子法定相続分規定違憲決定」
- 林 知更「論拠としての『近代』──三菱樹脂事件」
- 蟻川恒正「裁判官と行政官──猿払事件最高裁判決」
- 石川健治「精神的観念的基礎のない国家・公共は可能か?──津地鎮祭事件判決」
- 山本龍彦「憲法上の財産権保障とデモクラシー──森林法判決」
- 大屋雄裕「宗教の近代性とその責任──空知太神社事件」
- 宍戸常寿「司法制度改革の中の裁判官──裁判員制度合憲判決」
収録作品一覧
田中耕太郎からみる近代 | 小粥太郎 著 | 1−26 |
---|---|---|
文学裁判とふたつの近代批判 | 駒村圭吾 著 | 27−67 |
憲法判例のなかの家族 | 渡辺康行 著 | 69−108 |
著者紹介
駒村 圭吾
- 略歴
- 〈駒村圭吾〉1960年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。著書に「権力分立の諸相」「憲法訴訟の現代的転回」など。
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信頼できる憲法学者による判例論
2017/01/31 20:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在信頼できる憲法学者による司法論です。憲法から見た司法について、言理論的に考察する本は今までにもありました。また、学習教材としての判例解説もありました。本書はそのいずれでもなく、学術書として、司法の営みを判決文というところから憲法学的に解きほぐしていく、というものです。判例学習に今一つなじめない人にも、一歩先を見る意味でおすすめです。