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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/11/28
- 出版社: ふらんす堂
- サイズ:19cm/225p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7814-0927-6
紙の本
象のうた 中野のはら句集
著者 中野 のはら (著)
怪鳥のごと冬雲は地を覆ふ 願はくは病床をたんぽぽの野に 獅子舞に伏せてはをれず盲導犬 髪染めて寒紅引いて入院す 1999年から2015年までの作品を収録した第1句集。【「...
象のうた 中野のはら句集
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商品説明
怪鳥のごと冬雲は地を覆ふ 願はくは病床をたんぽぽの野に 獅子舞に伏せてはをれず盲導犬 髪染めて寒紅引いて入院す 1999年から2015年までの作品を収録した第1句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第一句集
大阪が好きで嫌ひで蝉しぐれ
のはらさんのくったくのない俳句が私は好きだ。
銀杏枯れもうええやろと父逝きぬ
「もうええやろ」とは看取られる者の本音でもあり、感謝でもある。
終弘法ただでも要らぬ物も売り
一つの方向に固まらず、これからも自由にしかもつきつめた句を読み続けていって欲しいと思う。
(帯より・行方克巳)
◆自選十句より
寒灯を消させて父の身罷りぬ
うららかや象を見ながら象の歌
そこら中たんぽぽそこら中古墳
ポケットをあたためてゐる木の実かな
ショッキングピンクの春のショール欲し
何か言ひたくて黙りぬ梅真白
雲水の寒林を出で来たるごと
我を待ちくるる人ゐて冬あたたか
さりながら残花といふは痛々し
はつ夏の人見るためのカフェテラス【商品解説】
目次
- 序・西村和子
- ハンカチ 一九九九年~二〇〇三年(平成十一年~十五年) 17
- 父の庭 二〇〇四年~二〇〇六年(平成十六年~十八年) 51
- 呼び捨て 二〇〇七年~二〇〇九年(平成十九年~二十一年) 97
- 木の実 二〇一〇年~二〇一二年(平成二十二年~二十四年) 143
- ばつたんこ 二〇一三年~二〇一五年(平成二十五年~二十七年) 187
- あとがき
著者紹介
中野 のはら
- 略歴
- 中野のはら(なかの・のはら) 本名 中野玲子
1947年(昭和22年) 10月31日 大阪市生まれ
1970年(昭和45年) 京都女子大学 文学部卒業
2000年(平成12年) 「知音」入会
2004年(平成16年) 「知音」同人
俳人協会会員
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