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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/02/13
  • 出版社: 農山漁村文化協会
  • サイズ:21cm/333p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-540-19174-9

紙の本

稲作診断と増収技術

著者 松島 省三 (著)

イナ作の科学化に努めてきた著者が、収量構成のしくみと増収のねらいどころ、簡単にできるイナ作診断、安定多収栽培の実際(診断結果の応用)、理想イネによる多収・安全・良質イナ作...

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稲作診断と増収技術

税込 2,530 23pt

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商品説明

イナ作の科学化に努めてきた著者が、収量構成のしくみと増収のねらいどころ、簡単にできるイナ作診断、安定多収栽培の実際(診断結果の応用)、理想イネによる多収・安全・良質イナ作などについて解説する。〔改訂新版 1977年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】

増産時代をリードした松島省三の「V字理論稲作」
西尾敏彦(抜粋)
■増産時代をリードした
 昭和30年代といえば、農家も技術者も増産に燃えていた時代である。なかでも烈しく燃えたのが、当時農林省の農業技術研究所(埼玉県鴻巣市)にあった松島の研究室だった。
 多収を追求する松島の稲作研究は、収量を構成要素別に追求することからはじまった。稲の収量は<面積当たりの籾数×登熟歩合>で決まる。多収を得るには生育中の稲に面積当たり十分な数の籾を確保し、次に確保された籾の登熟歩合を高めてやればよい。
 まず籾数の確保だが、短稈穂数型品種を密植し、チッソ肥料を十分施せば比較的容易にできる。問題は登熟歩合を高める方法だ。籾数を増やそうとチッソをやれば、登熟が悪くなってしまう。どうすればこの逆相関を断ち切ることができるか。そこでチッソの施用時期をさまざまに変え、登熟との関係を調べてみた。松島は自らの仕事ぶりを、次のように述べている。
 だいたい私の試験は、事実こそ出発点だという考えでやるのです。事実こそ出発点。たくさん文献を読んで、その文献で仕事をするのではなくて、田圃でムチャクチャに試験をやるわけです。それで事実をつかむ。それがゆるぎない事実であるかどうかということを確かめて確かめたら、その理由は何かと入っていくのが私のやり方です。
 実は私も、当時鴻巣の試験場にいて松島の仕事ぶりをみている。今でも彼が麦わら帽子にゴム草履姿で、終日試験圃場に立ちつくしていた姿を思い浮かべることができる。
 ムチャクチャに試験を重ねた結果、松島の得た結論はこうだった。出穂前33日ころ、稲の体内チッソを切ってやればよい。そうすれば逆相関を断ち、籾数を確保しながら登熟歩合を上げ、増収することができる。この時期、稲体のチッソが多いことが登熟を悪くする原因だったのである。
 松島はこの発見を核にして、多収技術「V字理論稲作」を発表した。登熟歩合がチッソの施用時期とともにV字型に変化することからきた通称だが、彼自身は自信をこめて「理想稲稲作」と称していた。
■いつでも、どこでも、だれでも、できる技術
 松島は信念の人だった。少しでも彼の説に異論を唱える研究者には真向から論争を挑み、一歩も退かない。相手が大先輩であろうとなかろうと、学問に関してはまったく妥協を知らない人だった。だが反面、農家の水田で自らの理論を実践してみせる実践派でもあった。
 だから農家との交流も多い。突然届いた見ず知らずの農家の相談に、微熱の身体で長文の返事を書いたこともある。長野県の伊那農協には13年間にわたり、毎年指導に訪れている。おかげで同農協傘下の南箕輪村・伊那市では、単収が全国1、2位に跳ね上がったという。
 彼が創作した「収量簡易速決診断器」は、当初普及所や農業高校などに広く利用されたものである。この器具を用いると、自らの稲の収量を構成要素別に解析することができる。当然、どの構成要素が必要条件を満たしていないかがわかる。そこを改善すれば、より高収をねらうことができるというわけである。
 【商品解説】

著者紹介

松島 省三

略歴
〈松島省三〉明治45年〜平成9年。長野県生まれ。東京大学農学部農学実科卒業。農学博士。農林省農業技術研究所物理統計部調査科長、日本工営株式会社技術顧問などを務めた。

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