目次
シグナリングのゲーム理論
- 澤木 久之(著)
- 第1章 シグナリング・ゲームにおける均衡と精緻化
- 1.1 経済制裁ゲーム
- 1.2 完全ベイジアン均衡
- 1.3 完全ベイジアン均衡:より厳密な定義
- 1.4 支配基準
- 1.5 直観的基準
- 1.6 直観的基準の妥当性
- 1.7 均衡支配テスト
- 1.8 D1基準
- 1.9 結語
- 付録:ベイズ・ルール
- 第2章 連続的行動のシグナリング・ゲーム:Spenceモデル
- 2.1 連続的行動
- 2.2 Spenceの就職市場モデル
- 2.3 受け手の最適反応線
- 2.4 送り手の無差別曲線
- 2.5 完備情報下での均衡
- 2.6 不完備情報:ねたみの生じるケース
- 2.7 分離均衡
- 2.8 一括均衡
- 2.9 混成均衡
- 2.10 Spenceモデルのまとめ
- 2.11 (メッセージ,信念)平面による分析
- 2.12 (メッセージ,利得)平面による分析
- 第3章 連続的行動のシグナリング・ゲーム:さまざまなモデル
- 3.1 Spenceモデル:教育が生産性を上げないバージョン
- 3.2 Spenceモデル:3タイプのバージョン
- 3.3 天才はシグナルしない
- 3.4 メッセージに上限がある時
- 3.5 メッセージが2次元のケース
- 3.6 二回交差性(Double Crossing)
- 3.7 文献紹介
- 第4章 連続的タイプのシグナリング・ゲーム
- 4.1 Mailathの条件
- 4.2 送り手の最適化問題
- 4.3 初期値条件と2階の条件
- 4.4 単一交差性
- 4.5 微分方程式が解けない場合
- 4.6 微分方程式の意味
- 4.7 D1基準と信念関数
- 4.8 送り手と受け手の利得が似ているケース
- 4.9 白人のようなふるまい:アクティング・ホワイト
- 4.10 協調性の理論
- 4.11 文献紹介
- 第5章 チープトーク・ゲーム
- 5.1 夫婦のゲーム(1):仲の良いケース
- 5.2 夫婦のゲーム:そのほかのケース
- 5.3 均衡の精緻化:耐ネオロジズム
- 5.4 チープトーク・ゲームにおける他の精緻化基準
- 5.5 Crawford−Sobelモデル
- 5.6 チープトーク・ゲームの拡張
- 5.7 文献紹介
- 第6章 拡張・深化を続けるシグナリング理論
- 6.1 両シグナル均衡
- 6.2 行動と言葉
- 6.3 さまざまな不完備情報モデル
- 6.4 結語
- 補論1 均衡に関する補足事項
- A1.1 完全ベイジアン均衡(PBE)の存在理由
- A1.2 弱でないPBE
- A1.3 逐次均衡
- A1.4 摂動完全均衡
- 補論2 精緻化に関する補足事項
- A2.1 前向き推論法
- A2.2 戦略的安定性
- A2.3 シグナリング・ゲームにおけるNWBR
- A2.4 結語
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