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紙の本
リチャード・ボライソー17才
2002/01/10 23:12
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投稿者:うつほ - この投稿者のレビュー一覧を見る
親友マーチン・ダンサーを失ったボライソーは、デスティニー号への乗艦を命じられる。士官候補生から士官への昇格に気を張るリチャードだったが、デスティニー号はその任務を明らかにしないままプリマスを出港し、大西洋へと乗り出した。
原書タイトルは「Stand into Danger」。邦訳シリーズ順では12番目ですが、時間的にはこれが「コーンウォールの獅子」に続いて3番目の話になります。ボライソーの海尉時代の話ですが、今回も謎あり、冒険あり、そして彼のはじめてのロマンスもあります。また、彼のトレードマークともなる特徴的な額の傷を負う場面や、彼の頼れる部下となるストックデールとの出会いもあり、ボライソーの若い頃の話の中では重要なエピソード目白押しです。
本巻ではボライソーは三等海尉としてデスティニー号に乗り込みます。18才の誕生日はまだ迎えていないボライソーは、ひげを剃るのも1週間に1度で十分といった初々しさ。財宝を狙う海賊たち相手に死地を乗りこえますが、なんと彼は人妻と恋に落ちます。彼らのロマンスのゆくえは、そして、海賊たち相手にたった一隻で立ち向かうフリゲート艦デスティニー号は……。
危険に満ちた航海の中でも、着実に艦長や先任の士官たちからいろんなものを学び取っていくボライソーの、今後が楽しみな一冊です。
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