紙の本
なんか感動しちゃいました
2001/08/04 16:14
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投稿者:バイシクル和尚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
慕っていた型破り教師の退職をきっかけに、少年達は先生の「教育」を肯定するために、また自分達の「可能性」を肯定するために世間をアッといわせることを計画する。それがロケットだった。
あさりよしとおの守備範囲である科学をテーマとした作品だが非常にすっきりと纏まっていたのは意外であった。持ち味であるハイレベルなブラックユーモアはほとんど無く他の作品とは全く異なった、いわゆるストーリーマンガとして完成している。こんなのも描けるんだなあというのが率直な感想。「カールビンソン」のノリも好きだがそのノリを排除したこういうのも、またいい。同じ科学を扱うマンガでも学習向けの「まんがサイエンス」、背理的で無責任な「はいぱああかでみっくらぼ」、そしてこの「なつのロケット」やはりあさりよしとおはスゴイ。
学習マンガと有害図書、両方描けるのはこの人ぐらいなもんだろうなあ。
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めっさ面白いです。特に男性だと、子供の頃の何かを思い出させてくれるかもです。読み終わった後の気持ちはとてもよいものです。すごく良いお話なので是非。ちなみにあさり先生は科学関係はとても強く、漫画サイエンス等の連載も行っています。
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「そんな奴はおらんやろ〜」
と大木こだま調に突っ込みたくなりますが
想像力と夢でカバーしましょう。
読み終えた後の、何とも言えない
青春な感じ(?)を味わえました。
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あさりよしとお作品の中では
恐らく一番読みやすい作品だと思います。
ロケットを通した ある小学生達のひと夏の思い出話です。
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子供の頃、「学習まんが」が好きで、いまもロケットが好きなヤツはとりあえず読んどけ。文句があったなら聞くから。
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小学生高学年〜中学初旬の私は生粋の宇宙少ね・・・じゃなくて少女だったわけですよ、もう将来の目標とか言って卒業文集に宇宙飛行士になりたいって書いてた位ですから(ちなみに宇宙飛行士では向井千秋さんを一番尊敬してた)若いなぁ、青いなぁ・・・(笑)それを話してたら伯父がお勧めだよ、と教えてくれたのがこの本。小学生がロケットを作るって話だったんですけど、もう何処かへ行ってて何処やったんだ私みたいな。とにかく面白いですよ!
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小説ではロケットを作る話が幾つかありますが、漫画でしかも小学生と言う面と背景にしっかりと計算された緻密さとと言う面では異色かも。でも面白いしワクワクします。
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小学生のグループが、夏休みにロケットを自作して、
手製の人工衛星を地球周回軌道に打ち上げるお話。
ラスト・ページではいつも目頭が熱くなる。
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三浦くんがどうなったのか知りたかったけど多分あえてぼかしてあるんだろうなー。個人的希望としては生きてて元気になって将来、ロケット制作の現場で再会するというドリームを希望。
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すでに上でネタバレしているが、小学生がロケットを作って打ち上げると言う話。
そのロケットの基本設計は、実際の宇宙機エンジニアが設計しており、ここまで簡略化すれば本当にできるかも、というリアリティが、本作品の肝である。
http://anoda.web.fc2.com/oldpage/space/mlab11/mlab11.htm
このページの末尾に、液体酸素は危険だ、と書かれている。確かに危険だ。しかし、オヤジ連はそれでDIYしている。悪用厳禁程度に思って、気を付けて使おう。
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1巻完結の短編。ロケットの仕組みなどの描写が丁寧かつストーリーに結びついていた。ストーリーもありがちだが、王道ゆえに読了感は最高。
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ロマンティックな作品なんだけれど、実際にそういう設計があることと小学生が専門用語連発してあんな短期間で実験もろくになく組み上げることとは別問題なわけで……そういう「ウソのつき方」があまりにも作者の御都合主義すぎて、かなり冷めながら読んでしまった。小学生、という小道具の使い方がちょっとなんか……好きじゃないな……大学生でも社会人でもなくて、小学生じゃなきゃいけなかった、みたいなところがキライかもしれない……。ある少年のフェードアウトも未消化な感じ。でも作品の勢いは素晴らしく、絵柄の見事さも相まって、一気に読ませてくれた。/内容とは関係ないけど、この筆者が15年後にマジモンのロケット打ち上げるってのは胸熱ですね……。