紙の本
ソフトウェアと人間社会との関わりを、全体的、概括的に解説
2004/08/15 14:24
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投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
企業でいえば、技術屋よりも管理者向けの本でしょう。技術論より社会論といった趣です。ソフトウェアとは、システムとは。ソフトウェアに関わる人。ソフトウェアの作り方、使い方。ソフトウェアの試練。ソフトウェアの将来像。等といった、ソフトウェアと人間社会との関わりを、全体的、概括的に解説してあります。ソフトウェアがどういうものであり、どのように発展し、今後どのようになり、どのような問題があるか、IT技術者でない人にとって、ソフトウェア全体の概要がつかめます。
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数年前の本なのでどこまで参考になるか、という疑問は否めません。
さらに岩波新書という私にとっては読みにくい形式の本だったので、
一言でいうと「よーわからん!」という感じでした。
入門書の時点で全然わからない、さらに興味が湧かないという事態に、
来年からソフトウェア会社に就職する私としては不安の残る結果となりました。
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[ 内容 ]
外は変わらないのに中身を替えればすっかり新しい機械になる。
当然のようだが以前の機械には考えられないことだ。
これがソフトウェアの威力である。
空気と同様、日頃はほとんど意識されないが「西暦二〇〇〇年問題」や「ウイルス問題」では、その存在感もアピールした。
意外に知らないソフトウェアの現在を、基本からやさしく解説。
[ 目次 ]
1 ソフトウェアとは、システムとは(コンピュータについて;プログラム内蔵方式計算機 ほか)
2 ソフトウェアの現場で(隠れたソフトウェアと固いソフトウェア;ソフトウェアに関わる人々 ほか)
3 試練の中のソフトウェア(ネットワークの衝撃;ソフトウェアのハード化 ほか)
4 ソフトウェアの将来像(重要性が増す一方、労働市場縮小の危険も;ソフトウェアの新しい形 ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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2004年の本。
量子コンピュータというのは聞いたことあるけど、分子(DNA)コンピュータは初めて聞いた。
仕組みが全く理解できなかったけど。大量のDNAを用意して、DNAのもつ自己複製機構を用いて超並列処理を実現??
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今言われていることが、考えてみれば4年くらい前には既に言われ初めていたなーと思うことがある。
この本を読んでみると、情報技術に関しては、今もてはやされているようなことは、4年どころか10年近く前にも言われていたんだということがよくわかる。
もっと遡れば、すでにインターネット黎明期には今のインターネットが予想されていたし、PC黎明期にiPad的なものがデザインされていたりする。