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みんなのレビュー41件

みんなの評価4.2

評価内訳

41 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ファンタジック・ハード戦記 第一巻

2008/04/08 22:28

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 佐藤大輔さんは、劇画家の小林源文さんがらみで
一応名前は、知っていたのですが、
(数々の作品で主要キャラとして登場するので
 しかも、初期は、まじめキャラでしたが、
 後半は、凄い悪役で、、、
 で、佐藤さんの近影を見たらそっくりなので、 
 佐藤さんが怒っていないかこっちが心配になるぐらい)
 小林源文がらみということで、超軍事オタクなのは、窺い知れるのですが、
今までは、戦略ゲームのシナリオとかの仕事をしていたようで
知る人ぞ知るみたいな人でしたが、
サバイバルゲームとか、軍事オタクの人は、知っていたでしょうが、、。
 この皇国の守護者シリーズで大ブレーク、一躍有名になりました。
この新書ノベルズだけの力というより、メディアミックスでの伊藤悠さんのマンガ版の
絡みで知ったという人もいるのではないでしょうか。

 では、紹介。

 一番わかりやすいのは、マンガ版のビジュアルを見てもそうなのですが、
日露戦争っぽい世界観で架空の国の戦いが描かれるファンタジーというのが、
一番の簡略化した説明でないかと思います。
 (実際は、日露戦争よりちょっと前ぐらいでしょうか
  まぁ長期執筆の構想なので、ちょっと前にしたのかもしれません)
ところが、読んでみるとちょっと違ったのですが、、。
 我々の価値感とか、名前も殆ど同じ
皇国に帝国が侵攻。戦いが始まりました。
帝国の方は、ロシアとドイツを二つ足した感じです。
ロシアで充分なのですが人物の名前の雰囲気なんかは、ドイツっぽいです。
 で、尚且つ、大協約という(コンコード)世界条約があるみたい
(色んな種族人以外も参加していて)
です。(詳細は、1巻目では不明)
で、 剣牙虎というサーベルタイガーが出てきたり
(皇国で飼われていて軍用になっています)
翼龍(所謂、西洋的ドラゴン)水龍(東洋的龍 人語を解します)なども出てきます。
 この辺でファンタジーな要素を 出しつつ、物語を展開といった風ですが、
基本は、戦記物です。それもガチガチのハードコアな戦記物です。
小銃のライフリングの話から、各種野砲の説明、部隊配置図、
部隊編成表まで、掲載されています。
 この辺のハードな感じは同じ中公ノベルスの荒巻義雄さんの
流れでしょうか。

 1巻目で描かれるのは、
天狼会戦で敗北した皇国軍の撤退戦で
主人公の新庄が所謂、もっとも被害の大きくなるとされる殿軍を
引き受け獅子奮迅の活躍を見せます。
 この人、典型的な、いい将校で宮崎駿さんも好きだといい
司馬さんなんかも好んで書く、有能なる野戦将校です。
(漫画版、ナウシカでも3巻で敵側であるはずの攻城包囲軍の土鬼の優秀な野戦将校を
登場させています)
現場の指揮官としては、めちゃめちゃ優秀でちょっと"アヤ"を
つけても良かったかなぁなんて思うぐらいです。
まだまだ1巻目だけでは、この後どうなるかわかりませんが、、。

 まぁ幕開けということで、、。

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紙の本

最初は少し驚きます。

2001/08/24 10:34

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:刀章 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 佐藤大輔氏の本は、独特な記述方法があり初めての読者には少々違和感を感じる方が多いと言われます。とにかく戦場における記述の精緻さやリアリティにおいて他の作家の追随を許さないとの定評があります。
 また、そのリアリティとエンターテインメントとのバランスが高度に保たれており戦記物愛好者以外の読者の評価も高い著者です。
 さて、「皇国の守護者」なのですが、この作品は戦記物語というより架空世界に繰り広げられるファンタジーといえるでしょう。龍や翼龍、剣牙虎といった魅力的な架空の動物も登場します。その架空の動物達も非常にリアルに記述されており、ライトノベルによく登場するお決まりの存在以上のものとなっています。
 もちろん、戦記の部分もよく出来ており、圧倒的な敵部隊を相手に孤軍奮闘する姿が、単なるヒーロー物以上の形で提示されています。
 特にこの主人公は非常に歪んだ形で感情表現を行うといった(またその理由となる過去ももっています)人間なのですがその表現のうまさから戦争に対する日本人的な抵抗感をうまく逆説的に代弁しており、感情移入しやすいところもあります。

 最初に書いたとおり戦場における記述は精緻を極めております。ところが実は読み飛ばしても物語としては大して問題ありませんから読みなれていない人はそれでもいいと思います。また読みなおすときにでも、その気になれば読めばより楽しめます。その辺はコミックスですが士郎正宗氏の作品と相通ずる部分があるかもしれまん。
とてもお勧めのシリーズの一巻です。

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2004/12/11 00:25

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2005/05/02 14:03

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2006/07/13 23:58

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2006/07/17 20:03

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2006/08/01 02:46

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2006/09/11 04:43

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2006/10/11 02:05

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2007/01/26 17:51

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2006/11/20 19:37

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2007/04/05 19:28

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2007/04/09 12:20

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2007/04/18 00:22

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2007/05/25 20:29

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