紙の本
基本を知っていればこそ、応用できる。
2011/07/23 17:11
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この手の本は20冊以上は読んできたかなぁ。本書の内容は特に目新しいことはなし。けれど、初めてビジネスマナーの本を買うならオススメである。 イラストも随所に散りばめられていて、読みやすい。それに各項目ごとが短くまとめられているので、パラパラと空き時間にめくってみるのにも支障なし。どの部分から読み始めても、構わない。
電話対応など、年齢が上の方ほど「?」と思うことが多いのだけれど、新人さんだけじゃなくそう言う方にも読んでいただきたいと思う。電話をかけてきて名乗らない方のなんと多いこと。誰もが自分のことを知っていて当たり前と思っていらっしゃるらしい。「恐れ入ります。お名前を教えていただけますか?」と尋ねると、明らかに不機嫌になるのだ。困ったちゃんである。
また、電話対応の仕方にもそばで聞いていてヒヤヒヤすることも。なんでそこまで上から目線なんだろうかと。もちろん、全ての方に当てはまるわけではないのだけれどね。素晴らしい方もたくさんいらっしゃる。
学生時代からアルバイトも経験せずにいきなり社会人として働くことになったら・・・。いろいろと戸惑うことも多いだろう。お金を貰って働く、ということの意味をよく考える必要がある。就業時間の1分1秒に給料が発生しているのだということを忘れてはいけない。それは何も、トイレに行くなとか、お茶も飲むなとかいうことではない。ちょっとした休憩というものは必要。人間の集中力なんてそんなに持たない。けれど、何十分も雑談に使うというと話は別。忙しく目の前の仕事を片付けている人を巻き込むなんてのは、もってのほかである。
自分個人だけの責任で済んでいた学生時代とは異なり、会社の一員となればその看板を背負って社外の人と対応しているのだということを認識しなければならない。自分の対応次第で、その会社全体のイメージが変わってしまうことがある。これは考えれば考えるほどに怖いことでもある。もし、ミスを犯した場合でも、そのフォローの仕方が大切。責任逃れ、と受け取られてしまうような対応は最悪だ。
社会人になったばかりの頃は、この手の本を読んで、それなりに誠実な社会人生活を送っていても、2年、3年と経つうちになぁなぁになってしまうことも多い。ベテランの方も、今の自分を振り返る意味で手に取ってみてはいかがだろうか。「しまった!」と思うことがあるかもしれない。
なにはともあれ、社会人としての最低限のマナーというものをこういった本で学ぶとしても、大事なのは他人の気持ちを思うこと、である。どうすれば相手に、そして会社に迷惑をかけないか。相手に喜んでもらえるか。それを自分で考えることも大切。なぜこういうことをする必要があるのか。必ず背景があるはずである。マニュアル通りにただ暗記しているだけだと応用が利かなくなる。自分の頭で考え、消化し、納得すること。これが大切なのだ。
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知っていることも多く、当たり前のことも多く書かれていました。
まぁ、絵も多く単発なので読みやすく、入門編にはいいのかも。
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貸出:湖浜(2011.2.28)返却:(2011.4.18)
あまりに基本的な事すぎて、借りた事すら忘れてしまいました・・・。 全て完璧に理解している訳ではないですが、この本はこれから社会人になっていく学生さんなどが対象なようで、だいぶ退屈でした。 残念な一冊
=赤木=
ほんとに基本の基本の本ですね・・・!!
社会人としての最低限のマナーというものをこういった本で学ぶとしても、大事なのは相手様の気持ちを思うことでおのずと行動は決まるものですよね。
どうすれば相手様に、そして社会に迷惑をかけないか?。自分を見つめ直しながらも、サッサと読みました。
貸出:石賀(2011.12.12)
マナーのない私にはもってこいの本です。しかもルート営業でついつい・・・なんてこともありますので気をつけないといけませんね。一年に一回は読みたいと思います。
渕口(2011.12.30)
勉強になりました。案外うっかりという事もあるので日々気をつけようとおもいます。
誠 2012.12.11
湖浜君と同感。しかしながら、“もしかして・・・
”と思い読み進めましたが特にハッとすることはありませんでしたね。まあ、それはそれでOKかと。
友田(貸出2012.12.27)(返却2012.12.29)
中には知らないことも…2~3ありましたが、
ほぼ社会人としてのマナーの基本中の基本で、わかりやすく書いてある感じだけでした。
実際完璧にできたとしても時と場合や臨機応変な柔軟な対応…つまり、何よりも空気をよめる力がいかなる時も重要であると思いました。
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初対面の人と政治の話、電車の中で化粧、無言で外出、名刺を尻ポケットから出す・・・そんなことをしていたら、社会人失格です!! これだけは覚えておきたい、社会人の超基本マナー。
(「BOOK」データベースより)
この手の本は20冊以上は読んできたかなぁ。本書の内容は特に目新しいことはなし。けれど、初めてビジネスマナーの本を買うならオススメである。
イラストも随所に散りばめられていて、読みやすい。それに各項目ごとが短くまとめられているので、パラパラと空き時間にめくってみるのにも支障なし。どの部分から読み始めても、構わない。
電話対応など、年齢が上の方ほど「?」と思うことが多いのだけれど、新人さんだけじゃなくそう言う方にも読んでいただきたいと思う。電話をかけてきて名乗らない方のなんと多いこと。誰もが自分のことを知っていて当たり前と思っていらっしゃるらしい。「恐れ入ります。お名前を教えていただけますか?」と尋ねると、明らかに不機嫌になるのだ。困ったちゃんである。
また、電話対応の仕方にもそばで聞いていてヒヤヒヤすることも。なんでそこまで上から目線なんだろうかと。もちろん、全ての方に当てはまるわけではないのだけれどね。素晴らしい方もたくさんいらっしゃる。
学生時代からアルバイトも経験せずにいきなり社会人として働くことになったら・・・。いろいろと戸惑うことも多いだろう。お金を貰って働く、ということの意味をよく考える必要がある。就業時間の1分1秒に給料が発生しているのだということを忘れてはいけない。それは何も、トイレに行くなとか、お茶も飲むなとかいうことではない。ちょっとした休憩というものは必要。人間の集中力なんてそんなに持たない。けれど、何十分も雑談に使うというと話は別。忙しく目の前の仕事を片付けている人を巻き込むなんてのは、もってのほかである。
自分個人だけの責任で済んでいた学生時代とは異なり、会社の一員となればその看板を背負って社外の人と対応しているのだということを認識しなければならない。自分の対応次第で、その会社全体のイメージが変わってしまうことがある。これは考えれば考えるほどに怖いことでもある。もし、ミスを犯した場合でも、そのフォローの仕方が大切。責任逃れ、と受け取られてしまうような対応は最悪だ。
社会人になったばかりの頃は、この手の本を読んで、それなりに誠実な社会人生活を送っていても、2年、3年と経つうちになぁなぁになってしまうことも多い。ベテランの方も、今の自分を振り返る意味で手に取ってみてはいかがだろうか。「しまった!」と思うことがあるかもしれない。
最後に一つだけ。
22ページのタクシー内での席次についてのイラストが載っているのだが、順番はこれでいいのだろうか?
運転席の後ろが1番上座であるというのは異議無し。けれど、2番目は助手席の後ろではなかったか・・・。3番目に1番と2番の間。ここは座りにくくなっているため、助手席の後ろより格が下がるのだ。本書では2番目は後部座席の真ん中、ということになっている。3番目が助手席の後ろだ。
最後に助手���、というのには異議無し。
ま、いろいろとあるのだろうから一概には言えないし、臨機応変に・・・というところか。その「臨機応変」に対応することができるまでが大変なのだろうけれど。
なにはともあれ、社会人としての最低限のマナーというものをこういった本で学ぶとしても、大事なのは他人の気持ちを思うこと、である。どうすれば相手に、そして会社に迷惑をかけないか。相手に喜んでもらえるか。それを自分で考えることも大切。なぜこういうことをする必要があるのか。必ず背景があるはずである。マニュアル通りにただ暗記しているだけだと応用が利かなくなる。自分の頭で考え、消化し、納得すること。これが大切なのだ。
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※社会人2年目の娘にと思い購入。
その前に、私の社会人としての常識を再点検と思い読みました。
当たり前のことだけど、再チェック本として良かったかな。