投稿元:
レビューを見る
天才写真家アラーキーの写真集です。
ヌードはでてきません。
何気ない日常を切り取った白黒の断片です。
幼児がサッカーをしているところとか
老境の同窓会の写真とか
若いカップルが街でデートしている風景とか。
ごく普通の日常です。
僕らのような素人が普段、
デジカメで適当に撮っているものばかりです。
アラーキーもたくさんバシャバシャと撮るのでしょうが、
そこは一流のカメラマン。
出来上がりがぜんぜん違います。
生活の中にほんとの幸せがあるという
作家の意図がきちんと伝わりました。
こちらもあったかくなりました。ありがとう。
投稿元:
レビューを見る
アラーキーの女の裸ではない写真集。幼児のサッカー遊び、熟年のダンス教室、家族の休日、成人式、小沢征じさんのオーケストラ練習風景、結婚式、合格発表・・人間のシアワセというか充実しているときの表情って素敵だ。
そして最後には名作「センチメンタルな旅」の被写体、陽子さんの写真がアラーキーの幸福日記として掲載されている。いろんな愛がある。アラーキーの「みんな元に戻る。いとおしいものに戻る」という最後のフレーズがいい。
投稿元:
レビューを見る
表紙の女の子に惹かれて
天才アラーキーの「幸福写真」を買いました。
西日暮里のダンス教室、産科、子ども料理教室
豊島園のプールなどなど
いろんなところに出かけていって
幸せの瞬間をカメラに収めるという本。
照れずに、まじめに撮っているのがポイント。
みんなすっごく良い表情で
見ている方まで幸せな気分になれます。
写真を撮っているときに
(一緒に回った編集の人が記録したみたい)
アラーキーがしゃべっている言葉も
これまた良いんだわ♪
これって、有名人だから撮れたんじゃなくて
アラーキーだから撮れるのよね、きっと。
やっぱりすごいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
荒木経惟さんの写真は、イロイロあって楽しい。この本は、偶然に図書館で見つけた。荒木さんの言葉もいい。メモして置こうと、思ったくらいだ。
投稿元:
レビューを見る
へえ、こんなの出てたんだあと何気なく手に取ったアラーキーの写真集。サッカーをしてるチビさんたちを撮った最初の1枚に心を奪われた。あとはもう至福の時間。最後の1枚にいたるまでどれもこれも良い。じーんと来つつ笑顔になってしまう。いいなあ、本当にいいなあ。あれこれ言う気にならないくらい気に入ってしまった。
投稿元:
レビューを見る
シェアハウスの友人から借りたものだ。
やっぱりアラーキーは凄い。どうして人の心にそこまで入り込めるのか。まるで昔から中の良い友だちだったみたいな写真をどうして撮れるのか。心を許しているからこそ、ああいいなあって思える写真が多いのだと思う。アラーキーがいるからみんな幸福になるのかな。
投稿元:
レビューを見る
アラーキーの写真が好きで好きでたまらんから,アラーキーの本(写真集)はチェックしてます.
昨日,立ち読みで全部読んでしまった.アラーキーごめんなさい.
人物というのはこう撮るのか,と毎回勉強させてもらってます.
幸せな人の顔を撮って,悪いものがとれるわけはない.
投稿元:
レビューを見る
荒木氏の人間性が出ている文章、大好きです。
幸福写真。 幸せな気持ちになります。
日常に幸せは転がっているんです。
気づかなかったり、気づこうとしないだけで。。
アラーキーの最近の恋人。フーコ。
めっちゃかわいいな~!
あのバルコニー写真も、随所にでてきます。
投稿元:
レビューを見る
大学の先生は、ポートレートは笑顔ではないほうが良い作品だとおっしゃいました。
私も同感ではあるのですが、やっぱり笑顔の写真もいいものだと思いました。
なんでそう思ったのなあと考えたのです。
おそらく、この写真集の笑顔写真は、その人その人のヒストリーが荒木さんの活きた言葉とセットになっているからだと思いました。
笑顔にはケチがつけにくいもの。かつ、写真を掘り下げて見る必要がないように感じさせる。
荒木さんの言葉たちが、人々のまなざしを暖かなものに変えている気がしました。
冒頭のサッカー少年の写真、好きだなあ。