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社会学とジェンダーに興味があったのとで入門書として読んでみた。
社会学ってめちゃめちゃ広くてよくわからんけど、
逆にいえば何でもありの学問で研究は楽しそう。
自分の専攻もあってやはり幼児期の発達におけるジェンダー問題が興味深い。
三歳児神話とかアタッチメント理論とかきちんと理解したい。
そして社会でも間違ったかたちで認識されてほしくないと思う。
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社会学とジェンダー論。参考文献を引用しわかりやすく解説してある。
ジェンダー構造/ジェンダー・ステレオタイプ/「学校知」とジェンダー/ジェンダー・イデオロギー/ジェンダー・アイデンティティ/マスメディア/フェミニズム/グローバリゼーション/ジェンダー・ギャップ
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「18世紀末のパリで生まれた新生児のなかで、母親が自分の手で育てたのはわずかに5%であり、それ以外は、ほとんどが里子であったという」
フランスが結婚に対して否定的なのも(最近そうでもなくなってきたらしいが)、こういう背景が一因としてあるのではないかなと思った。両親に育てられて関係が良好な子供はやっぱり結婚したいと思う割合が高そうだし、逆にそういう環境で育たなければ結婚の良さみたいなものは体感しにくいだろう。
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社会学の入門書として勧めていただきました。社会学とジェンダー論との間にある密接な関係に気付かされます。
「解放」の歴史である恋愛、DVやセクハラなど、ことばが生まれることによりようやく顕在化した性問題、女性が従事しているアンペイドワークなど、多様な視点から社会を捉え、ジェンダー論を考えます。男女差別の問題が社会で長年にわたり当たり前のこととして受容され、深い根を下ろしていたことに気付きます。
最近になっても、「男は仕事、女は家庭」といった考えをする男性は多いようです。調査結果を見るとその割合の高さに驚きます。個人的には、「差別を差別と捉えていない」世代の感覚を知りたいです。