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かなり前に読んだ小説です。
感想のUPを忘れていました。
暗い・黒い作品ばかりを読んでいた頃で、底抜けに「くだらない」作品が読みたくて買いました。
すかっと、「くだらない」のですが、ものすごく納得させられる所があって、かなりおもしろかったです。
続きを意識した書き方をしていて、「出し惜しみ」を感じました。
が、「ちゃんと描ききっていない」と言うよりは、「今回の物語に関係ないものは排除した」という感じで、読みやすかったです。
正義の味方の、見方が変わりました。
設定もおもしろいです。
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およそ3年ぶりに読むライトノベルです。読めばきっと心底から笑えます。
主人公は5人きょうだいの真ん中(長男)で7人家族。なぜか全員が特殊能力を持っていて、そのせいか世界平和を守るなどという妙な宿命を背負った家族のお話。・・・設定を読んだだけで、いろいろ破綻してそうなのが想像できるストーリーです。実際、能力のこと、世界観のことなどはほとんど説明されません。物語世界構造を示す表現を極力省き、「ヒーロー」と「家族」という枠組みだけを抽出したようなそんな構成は、「ポストモダン」「ポスト構造主義」という言葉をなにやら思い出させます。
しかし、そこがまた面白かったりするんですね。枠組みは単なる枠組みで終わらせず、そこに底抜けなユーモア(一部ブラック?)を加味して、徹底して一人称モノローグで綴られた文章は、読み手に視点の安定という安心感を抱かせるのみならず、ものすごい勢いを感じさせてくれます。絶対に笑わせてくれます。そして最後には「家族」という枠組みを生かした展開を用意して、しみじみとさせてくれます。ヒーローという設定とは一見相容れないそのテーマは、ほっこりとした温かさを与えて呉れるかのようです。
やっぱり、ライトノベルは何も考えず純粋に楽しむために読む本としてはとてもよくできたジャンルですね。このシリーズは続けて読んでいく予定。しばらくライトのベルにはまりそうです。
(2008年12月 読了)
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普段は電撃文庫なんて買わないんですが、表紙にひかれて買いました。
読んでみると、おもしろく、すぐに最後まで読んでしまいました。
兄妹全員が特殊な能力を持っているっていう設定からすごいですが、そのキャラがどの登場人物もよく活かされていました。
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設定がぶっ飛んでるけどすんなり読めました。こういうお互いがお互いを思い合う家族っていいですね。あまり絡みの無かった他の家族の話も読んでみたいと思いました。七姉ぇが他作品のとある最強と被って仕方ない(笑)でも好きです、このキャラ。
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第13回電撃小説大賞金賞受賞作。ラノベ、家族の絆、異能力バトル。
ぶっ飛んだ設定だけど、メインは家族の絆。いくつもの世界や宇宙を救ってきた家族が、今度は自分たち家族を救おうとするお話。
面白かった!まず、文章がとても素直で読みやすい。びっくりした。
それに、登場人物がみんなイイ子で、読んでて気持ちよかった(笑)なぜか最近読んだ本は、精神が病んでる登場人物ばかりだったし・・・。
是非読んでみることをオススメします。
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面白かった。あまり現実味のない設定の物は読むの得意ではないのですが絵にひかれて購入。
よんでみてびっくり。とても読みやすく最後まで一気に読んでしまいました。
キャラそれぞれがみんないい子で可愛いです。
特に私は主人公と兄弟のやりとりがいいなと思った。
兄弟愛いいですね。
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ありきたりな設定をあえて使い、うまく利用してる。
軋人の双子の妹の軋奈は生きていればどんな性格になったのかな。
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何かのRPGのような一家というか、はちゃめちゃ一家?
家族全員何かの能力を持ち、それを行使して
何かしらの平和を維持しているという…。
これだけ家族が多いという事は、確実に1人1人
主人公になって、続編が出てくる、のではないでしょうか?
愉快な家族、と言えばそれまでですが
それほど魅力があるようにも。
面白かったのは伝言版で
共感したのはスイッチの箱。
イラストを見ると、確かにちょっと押してみたいです…。
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先が読める展開だったりもするけど、これくらい分り易のがいい。
最近のラノベは無駄にカッコつけようとして小難しく書こうという風潮にあるような気がしてならん。
その点、この作品は頭を空っぽにして一気に読める。
ボクにとっては普通の小説を読む時の箸休めやチェイサー的存在です。
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ラノベ!って感じ。
いい感じに読みやすい。
いい意味でも ラノベ初期の作品と言われても信じるぐらいの設定。
楽しく読ませてもらいました。
第13回電撃小説大賞金賞受賞作だそうで。
大賞のミミズクと夜の王は読んだのになぜ抜けてたのかわからない。
ミミズクと夜の王より上にしたいけど・・・斬新さが無い分、評価低かったのかな?
面白いって聞いてたけど本屋にもなく(探してたわけじゃないので目に入らなかった?)読まないまま。
先日古本屋さんで発見。
とりあえず1巻だけを手に入れたんだけど・・・
昨日2,3巻も手に入れたので近々読みます。
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あえて、な感じのセカイ系。
でも特有の不健全さはないです。
パロディといえるかも。
いやむしろアンチセカイ系なのか?
明るくて気軽に読めるのでよい。
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「家族>平和」というわかりやすいテーマのもと、なかなかハートフルな話が展開される。
「勇者の父親と姫の母親との間に生まれた子どもはみな超能力を持っていて、世界の滅亡を何度も救っている」というメタ視点は実にラノベっぽい。文章自体は変にひねくれているわけではなく直球で、テーマ、設定、展開も含め全体的に真っ直ぐな印象。だからこそわかりやすく、受け入れやすいのかも。
柚島の存在は正直いるのかと思ったけど、これからの話を考えると必要だろうしなにより可愛い。これもまたわかりやすいツンデレである。しかし、能力を妹と揃えてしまったのはなぜだろうか。なにか考えがあるのだろうけど。
個人的には七姉ぇ(本名忘れた)がお気に入り。
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家族全員がなんらかの特殊能力を持っていて世界を守る。
現実世界が舞台。
運命なのかいざ知らず、なぜか勝手にトラブル(地球消滅とか壮大な奴)に巻き込まれ、超人的な力でお約束のように簡単に解決してしまう。
一巻は家族の紹介&家族間トラブル?がメインのお話でした。
文章はいわゆるラノベ&厨二秒満載です。
個人的にあまり合いませんでした。
個人的になんですが、超絶かわいいわけでもないヒロインが唐突に現れ瞬間からヒロイン面(言葉悪くてすみません(><))してくるのがどうも納得いかないんですよね。
それが気になって登場人物の魅力があまり伝わってこなかった・・・。
続きも手元にあるので何冊か読んで再度★付け直すかもしれません。
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ラノベだし仕方ないんだけど主人公の周りや姉妹弟が女子ばっかりでなんかなあという感じはしたかも。それと1巻ではヒロインがあまり活躍しかったイメージが強いかな。