投稿元:
レビューを見る
割箸から日本の森を考える1冊。
NPOであるJUONネットワークの都市と農山漁村を繋ぐ取り組みは素晴らしい!
投稿元:
レビューを見る
このタイトルを見たとき「おおげさな!」と思うかもしれません。
そんな人にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
やなけん
投稿元:
レビューを見る
割り箸についての考え方を一考させられる一冊。
割り箸=もったない、という認識をもちがちではあるが、実際に間伐材を用いれば、それは資源の有効活用になっていると書かれている点が新しい発見だった。
投稿元:
レビューを見る
割り箸が一概に悪いものだとは言えないことがよーくわかった。
けど消費の意識からするとやっぱり安いもののが好まれるし、割り箸は使い捨てだから高くてもいいものを選ぼうとはしないよね。
そこがまだまだ環境に対して意識が低いとこでしょうか…悩ましい。
ちょっと林業にも興味でてきたな!
投稿元:
レビューを見る
最近、町のファミレスや小洒落たレストランなんかでは
割り箸をやめてプラスチックの箸に替えた店が増えつつあるように思うけど
あれもラーメン屋なんかでツルツルの箸を出された日には食べにくくてかないません
「地球環境のため」なのだそうですが、あの箸は石油製品だし
洗うのにお湯を沸かして洗剤を流して、それで本当に環境に優しいのかな? と思います
それと、話は変わるけど
ワタクシ、いつも「林業」というのは壮大な営みだと感心しているのですね
だってそうでしょ、自分で苗を植えたものが、自分の代では収穫できないんですよ
ま、10数年で使えるようになる樹木もあるけど
100年かかって育てなきゃならん木もあるわけです
育てる...そう、育てるわけです
日本には本当の意味での自然林なんて無きに等しいから
途中で間伐をしたり、枝を払ったりして森林を健全に保つ必要があるわけですが
そのためのコストを100年先に製材する木に乗せるわけにも行きませんから
ある程度は間伐材を有効利用して賄う必要が出るわけですね
そんなことを思っていたら
まさにその通りの題名の本がありました
ワタクシが今まで思っていたことの中にも
勘違いや誤解があるかもしれません
この本を読んで正しい知識を得たいと思います
ああ、そういえば妻沼に国産素材使用にこだわっているうどん屋さんがありましたな
しかもできる限り地元熊谷産を使うとのこと
だから当然割り箸も熊谷の授産施設で作られたもののようです
もちろんうどんも美味しいのでまた食べに行きたいんだけど
通りかかるタイミングが悪いのか、いつも店の前を素通りです
(http://todomatsu.com/archives/2012/07/14/post_2536.php)
投稿元:
レビューを見る
近ごろは「間伐材を使った割り箸」というものが増えて来て、一頃よりは割り箸ダメ!という空気は薄くなっているように感じる。
この本も、大学生協を中心に間伐材割り箸の導入を図るNPO法人のリーダーが書いたもの。
割り箸を使うな、という話になったらどうするか。近ごろ定食屋やラーメン店とかに入ると、メラミンとかプラスチックとかの箸が置かれている。それなら問題ないかというとそうでもなく、プラスチックだと石油製品になっちゃうし、箸を洗うにも汚水や洗剤による環境負荷が考えられる。日本で肝炎が比較的少ないのは、割り箸文化があるからだ、という研究もあるそうだ。
さて割り箸は、海外の材木を使ったのを大量に持ち込むから問題化するので、国産間伐材を使えば、資源活用や森林育成の点からもいいことだし、輸送コスト(燃油・排出ガス等による環境コスト含む)的にも負荷が抑えられる。ただし、価格は高くなる。そこが結局難しいところで、いかに環境に優しい代替選択肢だったとしても、経済システムの前ではなかなかうまく回らないのである。
とまあ、そんなことが書いてあって、間伐材を使った割り箸はいいヨ、でもいいことばかりでもないヨ、という辺りがサクっと概観できる本であった。
「元禄箸」っていうのは商品名かと思っていたら、箸の種類の名前だった・・・という辺りも面白かった。