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【第1弾】自分の小さな「箱」から脱出する方法
【第2弾】2日で人生が変わる「箱」の法則
を読めば十分だと思いました。
ほぼ【第1弾】の内容の抜粋で構成されており、ほんの少しだけ新たな切り口が掲載されていますが、わざわざ1冊の本にするというのは疑問に思えました。
逆に、【第1弾】を読まずにこの本を読んだだけでは、理解が難しいとも思います。
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人を自分を正当化するためではなく、ありのままの状態で見る。
自己欺瞞=箱の中に入っている。
自分を欺いているときは箱の中にいる。
心の持ち方。
人を人として見る vs. 人をモノとして見る。
困っている人がいたら助けようと思う。困っている人への思いやりは、心の奥深くにある正義感から生まれる。困っている人に思いやりの心を持っていても、それに背くこともある。背けば、心の奥深くにある正義感を裏切ることになる。正義感に背くことは、自分を裏切る事になる。自分を裏切ることは間違いを犯す事であり、間違いを犯せばそれを正当化しようとする。結果、「間違いが正しいような世界が見えてくる」
いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
助けようと最初に思ったとき、相手のせいにしただろうか?なぜ今は、相手のせいにしているのだろうか?自己裏切りは、他の人のせいで自分を正当化しようとする。そして他の人に対して抵抗しはじめる。
箱の中にいるときしても無駄なこと
1 相手を変えようとすること
2 相手と全力で張り合うこと
3 その状況からはなれること
4 コミュニケーションをとろうとすること
5 新しいテクニックを使おうとすること
6 自分の行動を変えようとすること
箱の外に出て他の人々を人間として見た所で、突然ずっしりと重たい義務感に責め立てられる訳ではない。箱の中にいるときの方が、自分は思慮深い人間だとか、価値ある人間だとか、高貴な人間だとか、しじゅう自分の徳を見せつけていなくてはならないから、はるかにしなければならないことが多く、負担が大きい。
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◆本の目的
人間関係をよりよくする方法 = 自己欺瞞を解決する方法
◆本の教訓
知ったことに即していきること
◇完璧であろうと思うな。より良くなろうと思え。
◇すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。
◇他の人々の箱を見つけようとするのではなく、自分の箱を探せ。
◇箱の中に入っているといって他人を責めるな。
◇自分自身が箱の外に留まるようにしろ。
◇自分が箱の中にいることがわかっても、あきらめるな。努力を続けろ。
◇自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたということを拒否するな。
誤ったうえで、さらに前にすすめ。
これから先、もっと他の人の役に立つよう努力しろ。
◇他の人がまちがったことをしているという点に注目するのではなく、
どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかを、よく考えろ。
◇他の人々が手を貸してくれるかどうかを気に病むのはやめろ。
自分がほかの人に力を貸せているかどうかに気をつけろ。
□忘れてはいけないこと
1 心の持ち方は二つある。 ?人を人として見る「思いやりの心」 ?人をモノとして見る「抵抗心」
2 心の持ち方は、表面の行動よりも、奥深く、大切である。
3 自分を裏切ると、抵抗心を作り始める。
4 抵抗心は自己裏切りを正当化する見方で他の人や自分を見るようになる。
5 自己裏切りを繰り返し続けると、自分や周りの世界を正当化する癖をつけ、自分の箱を持ち歩くことになる。
6 箱の中から人に接すると、他の人も箱に入らざるを得なくなり、
その結果他の人に不正に扱われ、それが自分の箱にとどまるための正当化になる。
7 箱の外に出るには、自分だけを見つめるのではなく、
抵抗してきた人たちの人間性を認め受け入れることである。
8 私たちの人生において、思いやりの関係や思い出を通して、
箱から出られれる機会が与えられる。箱の外に出て抵抗を感じている人について、
もう一度新しく考えなおすことで思いやりの心に変わることが可能になる。
9 箱から出たら、他の人にしてあげようと感じたことを実行することで、
箱の外にとどまることができる。
自分を裏切るのをやめれば、
苦痛、悲痛、苛立ち、怒りはすべて自分が起こしたものだとわかる。
「私」自身が、責めとか犠牲を創り出していたのだ。
他の人も自分を裏切っていれば、自分で悲惨を創り出している。
しかし、「私」にも責任がある。
お互いの悲痛を大きくする協力者だからだ。
真理を知れば、愛と同情心に満たされる。
愛と同情心で満たされると、他の人に何が必要か分かり始める。
自分にできること。
しなくてはいけないこと。
したいと思うことが見え始める。
思いやりの心がどのように感じられるだろうか?
どんな気分だろうか?
膝を擦りむいて泣いている子供を抱き締めてあげなさい。
出勤する前に、夫(妻)を抱きしめなさい。
自分の間違いを認め、謝りなさい。
他の人の間違いを許し、謝罪を求めない。
感謝の涙を流しなさい。
他の人の苦痛に涙しなさい。
困っている人を訪ねてあげなさい。
ようがなくても両親に電話をしなさい。
子供に愛をもってしつけなさい。
言い訳があっても無視しなさい。
怠ける機会があっても、一生懸命働き続けなさい。
嫌なことをされても、怒ってはならない。
社長や上司、妻や夫に、どのように仕えてあげられるかを考えなさい。
箱の外に出ると、人が変り、他の人への心の持ち方が変わってくる。
心の持ち方が変わって、その人たちの世界が変わってくる。
他の人の欠点と自分の美点を誇張しなくなる。
他の人の美点と自分の欠点を無視しなくなる。
他の人を無価値にするために自分の価値観を使うのをやめるようになる。
他の人は「私」が非難する対象物でなくなってくる。
他の人に対して抵抗するのをやめると、
自分に対して持っていた抵抗もなくなっていく。
自分にできることで一番大切なこととは何かを考えなさい。
他の人の自分への裏切りをやめさせようと思っても、
「私」が自分への裏切りをやめる以外何もできない。
「私」が変わっても、他の人は変わらないかもしれない。
思いやりの心の持ち方では、他の人が変わらなくても、
「私」は気を悪くする必要がない。
他の人を非難しないのは、他の人にもそうしてほしいからではなく、
人のせいにするのが正しくないからである。
自分も変わったのだから他の人も変わるべきだと思うが、
自分が思っているほど変わってはいないのだ。
人を非難する新しい方法を見つけた。
思いやりの心をもつと、非難の目ではなく愛情のめで
人を見ることができるようになる。
「私」がかつて起こした自己裏切りのために背負わせた重荷を含め、
他の人は「私」に見えない重荷を背負っている。
この責任は「私」にある。
同情心で見始めると、他の人が変わろうと変わるまいと、
他の人を見る目が変わる。
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相手から自分がどのように見られるか
より、
自分が相手をどう見るか
の方が、重要だ
学ぶことが多い本でした
ストーリーから、自己欺瞞がどういうものであり、周りに対してどのような影響を及ぼし、そしてどのように解決するかが学べます
自分Point
?自己欺瞞
『自己欺瞞』≒自分に問題があると気づいていないこと
?箱に入る方法
自分の感情に背いたときに箱に入る
?箱から出るには
自分だけを見つめるのではなく、抵抗してきた人たちの人間性を認め、受け入れること
?箱から出続けるには
他の人にしてあげようと感じたことを実行することで、箱の外にとどまることが出来る。
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実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法
アービンジャー・インスティチュート・ジャパン監修
大和書房(2008-02-21)
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てっきりうつから抜け出す方法だと思ったけど、まったく違かったw
そんなものよりぜんぜんおもしろかったし、自分のためになった。
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人間関係をよくするためのノウハウ本である。内容は非常に端的でわかりやすい。1.自己正当化イメージ(自分は賢い人間だ、自分は正しい人間だなど)から抜け出して、人と接っする。2.先ずは自分から変わる。3.相手から自分がどう見られているか、ではなく、自分が相手をどう見ているかが重要。
奇跡の学習コースの教え、愛をもって判断•行動する。これに基づいて生きてても、人間関係につまずきがあれば再読してみても。
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前著に続き、さらに分かりやすくお手軽な読み物となった。考え方は、非常に対人関係を改善するのに効果があると思う。
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原著を読んで理解している人にはあまり価値はないかもしれません。図解されており、直ぐに読めるので、原著を読む時間がなく短時間で理解したい人にお勧めかもしれません。
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人を人して見ているか、モノとして見ているか。
という部分が印象に残った。・
人として見ていることよりモノとして見ることが多いのが現実である気がした。
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自分を正当化するために他人を攻撃する心理で
自分も他人もひどく苦労してる気がして読んだ本。
「箱」や「自己欺瞞」という名前をつけてその流れが
分かりやすく説明されててほうほうと参考にする。
しかしエッセンスをかいつまんだような
変わった感じの本だな…と思ってたら前身の本があるのね…
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うーん。正直、買う必要はなかったかも。
「実践」とありますが、オリジナル本の要約です。
これはこれで便利ですが、わざわざ購入するほど
でもなかったです。。。
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薄い本だけれど、内容や例えがちょっと難しかった。
でも1つ、自分のいけないところが言葉にされていて気づけて良かった。
今までモヤモヤしていた部分だったので。
そういう面では、読んで本当に良かったと思う。
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やはり無意識になんでも自分本位で考えてる。
「人間は、自分を正当化するために、相手を悪者にする」たしかにそう思う。
しかも自己欺瞞(自分への裏切り)してることに気づいてないことも多い。
「相手を人としてみる」
「相手から自分がどう見られているか、ではなく、自分が相手をどう見ているか」これが大事。そんなことに気づかされた本。
本編をまだ読んでないので読もうと思います。
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名著『自分の小さな「箱」から脱出する方法』の実践編。
・・・と銘打っているが、基本的には要約版。
前作の文章の重要箇所だけ抜粋して、それを図で補っている形。
実践に資するチェックリストも多少入ってはいる。
ただ、前作の素晴らしかった点は、その内容はもちろんだが、ストーリー仕立てにしてあるところにこそあったので、本書はその魅力が減り、深い理解も得づらい。
一度前著を読了した人が時間がないときに振り返りで用いるにはいいが、本書だけを読んだ人には「箱」理論の本当の良さを伝えきれないと思う。