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「ヴァイキング」ってどんななんだろう・・・という好奇心から読んだんですが、ロマンスがメインなので勉強にはならなかったです。ロマンス小説には相手に惹きつけられる理由は必要ないんだな、とか、ヒーローもヒロインもなんでもできちゃうのね、とか、つっこみ半分。予定調和で安心して読めていいのかな。まぁたまには違った分野に触れるのも必要かもしれないし。
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ヴァイキングの首長メリックが奴隷市場で出会った1人の少年。悪徳商人に売られようとしていたその少年を助け出したのだが、少年は実は。。。。
キャサリンコールターのヴァイキングシリーズの第2弾。
前作の「戦士と美しき人質」に登場するハラルドソン家の三男。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
時は916年。商いの旅に出ていたヴァイキングの首長メリック・ハラルドソンは、キエフの奴隷市場で不思議な奴隷の少年を見かけた。痩せこけていて薄汚いくせに、瞳だけは透き通るように美しい。メリックはなぜかその少年が気になり、彼が悪徳商人に売られたのを知るや、助け出すことを決意する。悪徳商人の船に忍び込み、鞭打たれて失神した少年を連れ出すが、介抱しようと服を脱がせて驚愕した。彼は「少年」ではなく…。荘大なヒストリカル・ロマンス。
どうしてもどこかで呼んだことがあるんじゃないか?って思えるエピソード満載で、前に読んだのか?と思いながら読み進めたんですが、どうも2冊別のほんのエピソードとほぼ同じエピソードが盛り込まれているんだと気が付いたのは物語りも終わりのほう。
大きなエピソードはかぶってしまうことがおおいのかしら?
愛情豊かなヴァイキングの領主とノルマンディー王の違いが際立っていておもしろかった。物語を語るのは女性はタブーだったのかと改めて思う。3部目は誰の物語なのか気になりました。
Lord of Raven's Peak by Catherine Coulter
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戦士と・・・のシリーズのひとつ。
いわゆるロマンティックな小説です。
この次のシリーズを先に読んでいたので、その背景が最後まで来て、やっとわかって満足。こういう読み方も、結構おもしろいかもしれないと思います。
このシリーズ、バイキングのハンサムで強くてやさしい男性が、負けん気が強くて、武術もそこそこの美しい(が、その地方では珍しい美しさ)の女性と故意に落ちる・・・というのがパターン化されています。
私には、クリーヴ以外の男性はみな同じように見えたりします。(兄弟だからね・・・)でも、女性は同じようなストーリーでも、それぞれに個性があるようにみえるのですね。多くは女性の読む小説なので、それもまた然りなのかも知れません。
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≪内容覚書≫
戦士と美しき人質の続編…?
ロリックの弟、メリックが主人公。
メリックが奴隷市場で目を引き付けられた少年。
しかし、少年の正体は、実は…?!
≪感想≫
恋物語の王道。
男装の麗人パターン。しかも王女ときた。
なのに、ときめかないのは、
根底の文化の違いか、時代設定からくる男尊女卑視点のせいか。
前作のロリックとミラナの肉食獣カップルよりも、
受け入れやすいカップルだったメリックとラーレン。
メリックは、前作内での印象が悪かったので、
今作のかっこよさに驚いた。
思わず、前作での登場シーンを確認してしまった。
大人になったんだね、メリック…!!
ミラナ、認めてもらえてよかったね!と、
ストーリーの大筋ではないところで小さな感動をもらった。
とりあえず、二人のハッピーエンドは約束されているので、
そういった点では安心して読める作品。
しかし、時代設定のせいなのか、文化背景のせいなのか、
男も女も強すぎて、ちょっと怖い。
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古代ノルウェーのヴァイキングヒーローと、男装の奴隷少女ヒロイン。時代が時代なので美しいお話ではない。サブキャラで出てきたいい人(解放奴隷)がこの次の話のヒーローになるらしい。