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読了。☆4・5点。誘拐ものに見せかけて実は家族モノ。
「女王の犯罪」の女王の女性のキャラクターがちょっと「?」だけど、他は面白かったです。
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一人息子が誘拐されたが
幼稚園の先生は「あなたにお渡ししましたよね」と母親に告げ・・。
ナゾがナゾを呼びグイグイ読ませる内容で
ほとんど一気読みしたものの
その割りにあまり心を動かされなかった。
登場人物の心情があまり描かれてなかった気がする。
特に圭太君の母やその義姉の描き方が中途半端な気がした。
【図書館・初読・2/15読了】
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“サプライズ・マスター”による前代未聞の誘拐ミステリ。幾重にも重なったプロットは全く先が見えず、ラストで浮かび上がる事件の構図は綿密で秀逸。
テクニックも表現もトップクラスで余裕すら感じるが、オチだけが微妙。評価が分かれるのは必至だろう。残念だったのは、アクロバティックなオチへと向かう窮屈な流れのせいか、いつもの絶妙なバランスに狂いが生じていること。最終章は本当に必要だったのか?
しかし、このオチを活かす展開としては、考えられる最高のストーリーだろう。繊細で壊れやすい骨組みを、これだけ見事に肉付け出来る作家はそうそういない。誘拐ミステリの概念を覆すほどの強烈なインパクトを奥に秘めた連城ミステリの傑作。
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誘拐された子供。誘拐ではないから身代金を要求しないという犯人。渋谷交差点での身代金受け渡し。
事件の裏に隠されたもう一つの「誘拐事件」の謎。
2009年2月12日購入
2009年2月20日初読
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表紙とタイトルに惹かれ、手にとって見た所、誘拐もののミステリーと言う事で、
即決でレジへ。
うーん。中身がタイトルに負けている気がしてならない。
抽象的な描写が多い為に登場人物それぞれがぼんやりとした形でしか捉えることが出来ず、
いまいちピンと来ない。
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とにかく絶賛されてたから読んでみました。「どんでん返し」が強調されてたために、ちょっと身構えて読んでしまったからか予想してたよりも・…。『相棒』でこういうの見たなぁ。
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▼王様のブランチで筑摩書房の社長?が薦めていたので気になっていた本。本屋では『ジミウレ』の息の長さ。
▼半分読んだ。けど、まったく先が読めない展開になすすべもない。誘拐犯の知能犯ぶりに感動している。でも動機がまったくわからないな。
▼あと二章。ちょっと増長。ちょい疲れ・・・だけど、やはりこの賢い犯人の行動の意味が、いまいちわからなかったりして。そこだけでストーリーをここまで引っ張れるのはなかなかスゴイな。
▼あと一章。一言だけ。・・・犯人がうぜえ。
▼読了。凄かったけど、あまりハマらなかった。最後の事件のトリックもなかなか面白かったけど、やっぱり女王蜂のウザさが気になってしょうがなかった。(09/4/27 読了)
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よくできてるな〜っと思ったけれど、好みではなかったって感じ?
スッキリしないところも多かったし、なんか登場人物も、この人〜って入り込める人いなかったし。
本の厚さの割りに、早く読めたかな。
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新聞に連載されていた小説らしいです。
推理小説のようなものでしたが、たくさんのどんでん返しがあり、とても面白く読めました。
物語の風景などよりも、緊迫感が直に伝わってくるような本だったので、自分もその現場にいて、一緒に話を聞いているような感じがしました。
人の心理をうまく逆手にとって、話のオチを用意していたと思います。
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久しぶりに読みました。
連城三紀彦の本。
時代設定は現代だと思うんだけど、携帯とかも普通に出てくるし。
でも読んでると昭和っぽい、ちょっと古い感じがするのは何ででしょう?
そして、暗い感じがしますね。
でもそれが私には連城っぽいって思うところなのですが。
恋文が好きで、その前後の本を何冊か読みました。
結構好きな作家さんです。
今回は誘拐ミステリー。
最終的に謎が多くてよくわからないのですが、それがいいところなのかな?
読後はそんなにすっきりした感じではなかったですね。
でもおもしろいです。
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息子が誘拐された。
通っている幼稚園から忽然と姿を消したのだ。
ところが幼稚園の先生は「圭太くんをお迎えにいらしたのはお母さん。」と云う。
そんな馬鹿な!
前半はテンポよく、展開も謎も多くおもしろいのですが…
謎が明かされるにつれ「やっぱり無理がある…。」と
物語なので奇想天外な無理があってもかまわないのだけれど(宇宙人が誘拐犯とか)
それはちょっと…が続くと、なんとなく読み進めるにはキツイかな…長いだけに…。
保育園のお母さんがお母さんを見間違えて子どもを渡してしまうとか…
流産ありきでの子どもの出生の秘密とか…
千万単位のお金がいつのまにか相手に渡っているとか…
ころころころころ登場人物のいわゆるどんでん返しがやたらと多くて、それぞれの人となりが見えにくいなぁとも感じました。
ただ、何か(新聞?雑誌?)の連載物だったようで…ならば仕方ないのかな…とも。
ファンタジーでなくリアリティーのミステリーを期待しただけに…後半は少し辛かった。
特に第二の反抗に関しては、かなり無理があったと思う。
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非常に練りこまれた、今までにない展開の誘拐ミステリーでした。文句なく面白い。
表現力も豊かで、つぎつぎに明かされる新事実に読むことを止められない。
それなのにうわついた感じが全然なく、淡々と重厚に物語が進んでいく感じが、逆にドキドキ感を増す感じでした。
ノドのあたりでなんとなく犯人が分るようなわからないような、もやもや感をずーっと持ちながら読み進む感じがすごくいいです。
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ストーリー構成はそこそこ面白いけど、文章や表現が独りよがりな感じでちょっと入り込めない。
いろいろ盛り込みすぎて、消化不良の感あり。
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全体的にテンポが悪く途中で挫折しそうになったけども、これだけ長いんだからきっと読み進めていくうちに面白い展開になって・・・と期待しながら読んだら売りにしていたどんでん返しも「あー、そうきたか!」と思わされるようなものでもなく伏線から予測できるものだったり無理矢理押し込んだようなもので気持ちは冷めたまま終了。
帯で期待を煽られはしたけども、読み終わった後にあれだけがっかりさせられたのはある意味1番のどんでん返し。
この本でミステリー嫌い悪化しました。
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ミステリーに過度の期待は禁物。
期待しないで読んだとしたら、
もっと楽しめたかも、、、
どんでん返しとされているのは、
私には反則技に思える。