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みんながティリア、そしてソルクラスタの為に必死になって動く様子がしっかりと伝わってきて下巻も涙流しっぱなしでした。とにかく、ティリアが復活してくれてよかった…!また、メタファリカ大陸の様子まで知る事ができるとは思っていなかったので個人的にとてもうれしいです。たくさんの想いが詰まった大地なんだなぁ。と。
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シリーズ総出で迎える最後(?)の結末。
「ティリアの延命はなるか」で引っ張っておいて死んだのは何事かと思いました。
最終的に詩で復活になったのはまあアルトネリコらしさか。
今回はロケーションもソル・シエールとメタファリカがメイン。
必然的に1、2のキャラが目立ちます。
個人的にはティリアとアオトの絡みをもうちょっとなぁ……と思わないでもなかった。
ライナー、クロアよりちょっと雰囲気的に特別っぽい程度で済まされてるような感じでちょっと不満。
まあそれを言ったらサキもアオトとの絡みがほぼ皆無でアレなんですが。
ルート問題をぼかすためには仕方ないとはいえ……ライナーは公然とラブコメできてええのう
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アルトネリコ3外伝完結編。最後に相応しいハッピーエンドだったと思います(多少予定調和的な感がありはしたものの、世界観のインフラがしっかりしているので、アルトネリコプレイヤーには違和感を抱かせない構成になっていたと思います)。
上巻であれだけティリアに厳しく当たっていたシュレリア様が、妹を助けるためにとった行動には素直に胸を打たれました。 オリカのオルゴールの伏線(というか設定)も上手に活かせていたと思います。ティリア死亡のシーンに関しては本当に突然すぎて驚きましたが、演出としてはよかったと感じました。
読み終わって、このシリーズは本当に設定とか世界観が深いと改めて感じさせられました。出来ることなら、塔を降りて地上で生活する人々という設定を使って4、5とシリーズを続けてもらいたいですが……まあ難しいのでしょう。笑
何にしても、ここまでアルトネリコシリーズを追い掛けてきて、良かったと思えるような大団円になっていると思います。アルトネリコファンの人は是非小説版もっ!
……追記。下巻でやっと出てきたシンシアや空猫、そしてスピカ様を見ることが出来て個人的に大変眼福でございました。