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≪目次≫
旅のはじめに
第1章 室生寺・長谷寺
第2章 日光・瀧尾神社
第3章 宇佐・国東半島
第4章 忍路(小樽)から楯築(岡山)まで
第5章 大湯・黒又山
第6章 立石寺から出羽三山へ
第7章 熊野
第8章 吉野から高野山へ
第9章 高知足摺岬
第10章 伊勢・志摩
第11章 出雲
第12章 六甲巨石群
第13章 阿蘇・高千穂
第14章 沖縄・南西諸島
旅の終わりに
≪内容≫
そんじょそこらのランキング本とは全然違います。"聖地"をめぐる著者の旅の記録。キーワードは「龍穴」「磐倉」。そして、著者の旅の結論は、終章の「旅の終わりに」を読んでください。
読んでいて、「磐倉」には興味が湧きました。ウチの周りにも実は「磐倉」は見られます。そこに、古代人は"神の依り代”を見出したのでしょう。そして、ウチの周りの「磐倉」も神社になっています。
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「ベスト100」と銘打ってはいるけれど、ランキング形式ではなく、紀行文のように日本のあちこちをめぐるように書かれています。
日本には自分の知らない場所がまだまだいっぱいあるんだなあ。
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どうやら熊野一帯はとてつもない聖域であるらしいことがわかりました。
それ以外は、あとがきを読めば十分って感じです。
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あまり学校とは折り合いが良くなかったから、学校でお世話になった先生は小6の担任の馬淵先生と高3の伊那先生のお二人。そんな中、ギャロップ(競馬の雑誌)に連載していた関西大学の植島教授がずっと好きで、会いたかった。不思議なもので、就職して十数年たった頃、知己を得るのだけれど、会いたいなとか、ずっと思ってるとたまにいい事あるんだよな。今だに、たまに飲んでもらってます。いつ会っても楽しい『僕の好きな先生』。還暦過ぎたけど、ますますお盛んに。そんな方の著作。
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日本の聖地ベスト100
日本の聖地をいかに訪問していないかが分かった。
伊勢志摩など近所のところはいくつか訪問していたので懐かしかった。
内宮,外宮,
沖縄の聖地は記載があるが,北海道のアイヌの聖地が少ないのが残念。
環状列石の記載があり,北の分布についての説明がある。
アイヌの聖地を沢山含めた改定版を期待する。
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「重い内容を軽く書く」をモットーに、日本の聖地をランキングガイドにした異色の一冊。「誰もが神がいると思っているところに神はいない」が「人間の想像力はこの世にないものは想像できない」。ガイドというより「聖地巡り」のドキュメントか。
著者の植島啓司先生は、シカゴ大でエリアーデのもとで修学されたとか。その点を留意して読むと、単なる「パワースポット乙」ではないものがみえてくるような感です。
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聖地の呼ばれる土地の下には
必ずといってもいいほど【鉱脈】が存在する!!!!!など
聖地が聖地、
パワースポットがパワースポットとと言われる由縁を学ぶことができる。
流行ではなく「歴史・地理・民俗学的見地」からのパワスポ本。
これを読めば、国内旅行がもっと楽しくなります!
そして私もすでに活用してます。
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ほんとの聖地は、行きにくい場所にある。そしてそこには何もない。ないけど、一歩踏み入れただけで、パッと感じる空気の違い。読んでると旅に出たくなる本です。
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ランキングに沿って友達と聖地巡りしてます。遠出は高千穂と山形ですが素晴らしく良かった!オススメですよ。
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天河弁財天社 奈良
室生寺 室生龍穴神社 奈良
天岩戸神社西本宮 高千穂
湯殿山 山形
天狗山 出雲
クボ-御嶽 久高島沖縄
瀧尾神社 日光
御許山 宇佐
秋元神社 高千穂
神内神社 熊野
斎場御嶽 沖縄
長谷寺 瀧蔵社 奈良
大馬神社 熊野
押戸石 阿蘇
瀧原宮 伊勢
玉置神社 奈良
椿大神社 鈴鹿
佐多山巨石群 高知
熊野本宮大社 大斎原 熊野
鏑射寺 兵庫
神魂神社 出雲
諏訪大社上社本宮 長野
立石寺 千手院 山形
ホコジマ 熊野
鞍馬寺奥の院 貴船神社 京都
宇佐八幡宮 大分
六甲巨石群 兵庫
神倉神社 熊野
大丹倉 丹倉神社 熊野
天岩戸神社東本宮 高千穂
大神神社 奈良
潮御崎神社 串本
大湯環状列石 黒又山 秋田
クプンミ神社 宮古島
出雲大社 出雲
花ノ窟 三重
吐生の瀧 和歌山県古座川
平泉寺 白山神社 福井
名草巨石群 栃木
磐船神社 大阪
伊勢神宮内宮 伊勢
祓いの宮 和歌山県古座川
幣立神宮 阿蘇
猪群山環状列石 国後半島
戸隠神社奥社 長野
高野山壇上伽藍
厳島神社 弥山 広島
石槌山 愛媛
熊野那智大社 飛瀧神社 那智
金峰山寺 吉野
唐人駄場 唐人石 高知
伊雑宮 伊勢
米神山環状列石 佐田京石 大分
大日坊 注連寺 山形
太郎坊宮 滋賀
伊勢神社外宮 伊勢
八重垣神社 出雲
籠?神社(ウ冠) 高知
拝が石巨石群 熊本
岩殿 山梨
葦嶽山 広島
獅子窟寺 大阪
龍宮神社 高知
薦神社 大分
月読宮 伊勢
楯築神社 倉敷
漲水御嶽 宮古島
忍路 地鎮山環状列石 小樽
金山巨石群 岐阜
月山 山形
生石神社石の宝殿 兵庫
倭姫命御陵 伊勢
岩屋堂 三重
飛鳥巨石群 奈良
日御崎神社 出雲
とうふ岩 屋久島
物部神社 島根
妙義山 群馬
常照皇寺 京都
出雲大社常陸分社 茨城
春日大社 奈良
月山神社 秋田
石山寺 滋賀
美保神社 島根
籠神社 京都
笠森観音 千葉
香取神宮奥社 千葉
朝熊神社 鏡宮神社 伊勢
金剛證寺 伊勢
続石 岩手
熊野速玉神社 熊野
水尾神社 三重
東寺 京都
矢倉神社 串本
飛鳥神社 三重
羽黒山 山形
星田妙見宮 大阪
浄智寺 鎌倉
吉備津神社 岡山
恐山 青森
富士山
阿蘇、高千穂、石槌山、高野山、伊勢神宮、豊川稲荷、諏訪大社、戸隠神社、鹿島神宮、香取神宮
天川村 天鼓岩、ラムダ岩、獅子鼻岩、鏡岩、双門の瀧
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日本の聖地やパワースポットを、
観光から一歩引いた形で紹介
この本をきっかけに、太郎坊宮と夫婦岩に行きました。
山形・湯殿山の即身仏が氣になります。
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スピリチュアルブームやパワースポットめぐりの流行によって全国の聖地が取りざたされているが、果たしてそれが本当の聖地なの?という問いかけから始まる本。30年以上調査した著者が聖地についてどういう目を向けているか知りたくて読んでいる最中。期待を込めて星4つ。
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[ 内容 ]
日本には、数多くの魅力的な聖地が点在している。
神道や仏教、修験の社殿がある場所もあれば、磐座やストーンサークルが残された場所もあり、その姿はさまざまだ。
しかし、特別な気配の感じられる場所という点では共通している。
それらは、古来人々が神に対して祈りを捧げたか、神の臨在を得た場所なのである。
それらはどこにあるのか?
どうすればそこにたどり着けるのか―。
日本の聖地をたどることは、この国の輪郭がどのように形成されたのかを探る旅でもある。
三〇年以上の調査にもとづき、必ず訪れるべき日本の聖地をランキングしつつ解説する。
[ 目次 ]
室生寺・長谷寺
日光・瀧尾神社
宇佐・国東半島
忍路(小樽)から楯築(岡山)まで
大湯・黒又山
立石寺から出羽三山へ
熊野
吉野から高野山へ
高知足摺岬
伊勢・志摩
出雲
六甲巨石群
阿蘇・高千穂
沖縄・南西諸島
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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「聖地論」.そうした領域がある.
奥行と厚みで人類を癒やしてくれる領域.深山にして豊富な森林におおわれた景観.そうした<形>とは別に、<健気><多様性発見><闘志>を沸き立たせてくれる、実効性という名の<意味>もある.
本書はある意味、そうした聖地の<形>と<意味>に、直接の解答を用意しているとは、思いがたい.
しかしそこに選定した<ベスト100>を想い巡らしていると、<聖地論>の有意味性が表われてくるように、思える.
冒頭に「それぞれの共通項をとりだして、聖地そのものにひそむ謎を解くことに主眼を置いた」(3p)と、示す.
奈良の大和に室生寺と長谷寺.日光に東照宮と灘尾神社、豊前・豊後の国東半島に宇佐八幡.
こうして並べてみただけで、<聖地>は<地>のみにかぎられず、神社・仏閣という構造物を擁する.
その前提に本来、「目印となる石(磐座)が置かれているだけ」(後掲頁)にはじまる.聖地は自然のみで構成されるモノではなく、人跡の記憶・偉大なるパワーの体現の装置をもつ.そうした点を、暗示してくれる.
むすびで著者は書く.「御嶽=うたきも海とは密接な結びつきを示している」「そこでの信仰のありかたこそがこの列島に住む人々を支えてきたものではなかったか」(245p).
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ブックオフでふと手に取った一冊。
日本全国の神社仏閣などのそもそもの起源だったらしい磐座、龍穴などを訪ねてまわる旅エッセイ集。
著者は宗教人類学者で専門家のはずだけど「調査」にはあまり下調べしないで道にまよったりしながら「聖地」を探すところが面白い。発行時点で70才ぐらいのはずなので、引退後の趣味なんでしょうね。
近くの六甲山(保久良山)の磐座が27位「六甲巨石群」として紹介されてた。他にも吉野とか高野山とかよく行く地域の隠れた「聖地」が紹介されてたので行ってみよう。