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NARUTOを読んでいればかなり面白い。読んでいない人にはおそらく意味が分からない…
百年コンサルティングの社長の鈴木さんの本。
ある程度以上大きな組織の中で、役職を上げて行く為に必要な考え方や能力を考察している。
そして、それはタイトル通りNARUTOを通して書かれています。
正直思った以上にNARUTOへの愛が強くて驚きました。
現代の組織の中では、ITや仕組み化によりスーパー人材とそうで無い人との差が薄れてきているので、個人としての能力が高いことよりも組織を動かせる事の方が価値として、(ちなみにこれがタイトルのネタばれです)ただし、その能力だけで中間管理職になると、今度は前提の中でしか力を発揮できなくなるリスクがあり、トップになる為にはビジョンを信じきる能力が必要、という展開です。
ただし、たとえ話は徹底的にNARUTO。
一応簡単な解説はありますが、正直読んでいないとあんまり意味分からないと思います。
いっそ、読んでる前提で書いても良かったのでは、と思うレベルです。
デスノート、ワンピースと少年ジャンプネタが大好きな印象の鈴木さんですが、今回はこれまでと比較にならないぐらい元ネタ(NARUTO)に熱いです。
多分、ついて来れない読者さんいると思います…