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著者の作品3つ読んでおりますが、どれもヒロインのキャラがたっていてブレないところが好印象!とりわけ、この作品のヒロインは不幸のどん底に落ちたというのに最後まで己を見失わなかったところが良かったです。
それにしても、著者もあとがきで書いておられますが、ヒロインの不幸っぷりがハンパなくて、何度も涙してしまいました。とても良いと思います。
ストーリー展開も波があって、とても読み応えがあり、個人的にお気に入りの作品になりました。
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不幸を背負いすぎている、じめじめヒロインで、そればっかりが目について楽しめませんでしたTT もうちょっとハッピーエンド感があればよかったのになぁ。残念。
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久々に一気に読める本でした。これは新刊で買っても、お金がもったいないって思わないレベルです。
過去のギルバードのやってきたことを考えると、そりゃ、アンジェラに嫌われるよね?って思いますが、本人もそれは自覚していて、嫌われているのは分かっているけど、アンジェラを助けたいといろいろやってます。
アンジェラの好きなお茶やお菓子を用意していたり、お金を欲しがっているアンジェラに、直接お金を渡しても受け取ってもらえないから、エマに渡していたり、それは全くアンジェラの助けにはなってなかったけど、ギルバードの気持ちが伝わってきました。
後半、ギルバードがアンジェラの父のえん罪を晴らすために、黒幕の娘と婚約することになったあと、アンジェラがことごとく不幸に見舞われますが、絶望に陥るアンジェラがそれでもギルバードを突き放そうとしたり、そんなアンジェラがもどかしくて抱きしめるギルバードとか、切ない場面が続いて、この手の文庫では珍しく泣いてしまいました。
最後の一発逆転はスカッとしましたし、これはまた読み返したいと思いました。
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内容的にありきたりな感がありました。
それなりには面白かったけど、私的には少し
物足りなかったかな-。