紙の本
山椒味噌はおいしい
2017/12/21 21:28
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投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「豆腐百珍」とは江戸時代に出版された、豆腐料理の料理本のことです。
その全100品を著者であるこざるさん(と時々ゲストさん)が作って、
その過程や味などを紹介されています。
元の「豆腐百珍」自体がなかなかおおざっぱなところがあり、
明確な分量などが書かれていないこと、カラー写真が少ししかないことなど、
この本は現代あるようなレシピ本ではありません。
ですがそれでもこざるさんが試行錯誤しながら、
料理を作り上げていく様子が見ていてとても楽しいです。(直角君も出てる!)
個人的に焙豆腐・味噌漬を作ってみたいです。
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http://kawataka-giken.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/isbn4781611567.html
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天明二年(1782年)発行の「豆腐百珍」に載ってる豆腐料理を作って食べてみた、というコミックエッセイ。酒のツマミにいけそうなのも多々載ってるので、実際作ってみたくなったのもあるけど、強烈にマズそうなのも割とあるな。昔の著者、本当に作ったのか?サブカル臭しかしない豆腐本ですが、味噌漬けとか手軽にやりたくなるので、実用にも多少対応してるかな。この本や「昔のグルメガイドで東京おのぼり観光」みたいに古い本をネタに何かする本はもっと読んでみたい。
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江戸のベストセラーである豆腐百珍に記された百のレシピを実際に作ってみた体験レポである。
極端な話、著作物の公益性というのは「タメになる」か「面白い」かのどちらかだと思うのだけど、この作品はその両方を満たしている。
コミックエッセイだからどんな料理かはわかりやすいし、単調な調理過程も上手くまとめて、しかも漫画としての面白さに昇華している。お見事な手前である。
個人的には、いくつかの調理過程(特に豆腐の水切り)について、きちんと解説があったらなあと思ったが、それ以外はレシピ本としても十分活用できる内容だった。
長い付き合いになりそうな一冊である。
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201501/豆腐百珍って強引に100種にしてるのに、実際挑戦した作者さんスゴい笑。適当にやってみたりアレンジ入れたりしてるのも、絵柄とあいまって味があって面白かった。
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江戸時代に同名のベストセラー料理本があって、これを実際に著者が作ってマンガにしたもの。
出てくる豆腐が木綿ばかり。それもそうだ、充填豆腐とかなかっただろうし。
これをやってのけた著者がすごいんですが、全てがおいしいというわけではなかったようです(笑)。手間の割にまずいとか。
今ではあまりしないですが、胡椒と食べる方法がよくでてきたりします。今は薬味はしょうが使いますが、時代なんでしょうか?しょうがの方が日本では手に入りやすかったイメージがありますが...。
器に凝ったりする部分もあり、これは今もかわらないですね~。いくつか手軽においしくできそうなものがあったので作ってみたいと思います。けっこう面白かったですよコレ。
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お花屋さんでエッセイストの花福こざるさんが、江戸時代に書かれた料理本を元に百種類の豆腐料理に挑戦しています。
絵やこざるさんの言い回しなどがほのぼのしていてとても和みます。
また分量が全く書かれていないレシピに苦戦したり、苦労した割においしくなかったり・・・と実に正直で普通の感覚で作っていかれているので、成る程、と納得しながら読めます。
お豆腐料理の参考になりそうなものも幾つかあって、楽しい本だと思います。豆腐が好きな人にはおすすめです。
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これは原書通りに作ったのに失敗!なんだこりゃ!みたいな部分までリアルに描かれているのが正直で読みやすい(笑
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豆腐が主食の私にとってありがたい本。江戸時代の人々も作って楽しんだんじゃないかな。でも結び豆腐、試してみたけどできん!どうやって結んだんだ!作者も苦労したようでス。あと味噌とワサビは合わないことも勉強になりました。糖質制限してる方にもオススメ。
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江戸時代に発売された、豆腐料理を再現してみよう。
料理本ではなく、紹介本みたいなので
分量がさっぱり分からず、筆者が頑張って
その辺りを補ってくれています。
美味しそうなものあり、簡単にできるものあり、で
読んでるだけでもかなり面白かったです。
味噌と胡椒、ゆず胡椒、大根にネギなどなど。
上に乗せたり塗ってみたりするものも
色々でてきました。
しかし、ゆずぽ○が最強っぽい?w
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全てに取り組んで実際にやり遂げたところが凄い。そして参考になる。豆乳400ml、にがり小さじ2杯で作る絹ごし豆腐は大豆の茶碗蒸しといった風情で本当に美味しい。蒸し時間や蓋に隙間を作って温度を変えるとまた食感や柔らかさが変わって、実に奥深い豆腐道。
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お、面白い。
個人的にツボ。何故ならば、この約5年間、豆腐はほぼ毎日半丁づつ食べてきたから(何故か?スーパーの特売品・毎週3パック86円を買っているから)。健康に良いし。でも流石に同じ食べ方では飽きる(めんつゆかけて七味振るだけ)。クラシル見れば試せるけど、めんどくさい。それでモチベーションあげるために選んでみた(←電子書籍半額セール)。
お、面白い。
天明2年(1782年)発行。田沼意次の時代。天明の大飢饉が始まった頃。当時としては大ベスセラー。わかる気がする。作らなくても、読んでいるだけで楽しい。江戸庶民の生活も垣間見れる。おそらく作ったら、もっと楽しい。全てが美味しいわけじゃなく、明らかに不味いものから、微妙ーなものから、う、美味い!!!と思わず唸るものから、「こ、これは!」と突然「美味しんぼ」の山岡が(全く説明もなく)登場するものから、様々な豆腐百珍が描かれている。
お、美味しい。
電子書籍なので、作ってみたいと思ったものは、ブックマークして持ち歩いている。ブックマークは1/10ぐらい。ほんの少し目先を変えたものがあまりにも多い(高野秀行によると、それこそが日本式の特徴らしい。つまり日本文化の大道‥‥本質よりも目先)し、不味そうなものも多いので‥‥。いつもは20秒でパッと作るんだけど、ちょっと丁寧に水切りして、田楽味噌を作って塗ったり、賽の目に切って炒り豆腐をやったりして‥‥。美味しいです。続巻、本来マンガはメモリ食うので出来るだけ避けているんだけど、「買います!」