投稿元:
レビューを見る
紅玉いづきさんの小説は高校生の頃に何冊か有名どころを読んだことがあり、懐かしいなぁと思いながら、無事に読了。
高校生の頃の自分だったなら、もれなく星5つと評価するであろう、思春期ど真ん中の青春小説です。若干ネトスト的な箇所もありますが、スマホと共存する学生生活の雰囲気を疑似体験できる粋な一冊です。
投稿元:
レビューを見る
優しい短編3つ。ぬるま湯からの脱却。
スマホ標準装備の学生生活って面白そう。
学生時代に無くてよかったものランキング1位はスマホらしいけど。
一長一短なのか。ぬるま湯に浸かりたい。
投稿元:
レビューを見る
同じ高校内の、3つの話。
名字が同じだから、とこれを言われるのは
高校になってから。
小学生だと、兄妹だ~というからかいに。
消極的故に、な関係。
ようやく最後に動いた…んですよね、これ?
次の話に、最初に出てきた男の子の後輩がちらり。
そして主人公の正体は?! でしたが
それは考えてなかったです。
てっきり他校かと…。
よくよく考えれば、それもないですよね。
そして最後には、後輩の友人の…家族となる人が。
最後の方には、最初の男の子が登場。
同じ学校内ですから当然ですけど
何だか嬉しいものがありました。
投稿元:
レビューを見る
高校時代のテニス部OB会に参加して、少々ノスタルジックになっている心の琴線に触れたらしい。今時の高校生はスマホアプリやSNSで仲良くなれていいなあと。昔は突撃しかなかったんですよ。でもトキメクココロは変わらないのかもね。
投稿元:
レビューを見る
おじさんが(或いは若者も?)が青春恋愛小説に求めるものを体現した「こういうのでいいんだよ」を形にしたかのようなウェルメイドの恋愛小説。さほど深刻な気持ちにならずに、にやつきながら読めるという意味で非常に良いエンタメと言える。
もちろん、冷静になれば(あとがきで言及されているように)2話目の主人公はどうなのよ、という感想が浮かんでこないでもないが、「細けぇ事はいいんだよ」精神をもって、力業で持って行かれたハッピーエンドにニヤニヤするのが正しい楽しみ方なのだろうと思う。