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夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない (モーニングKC)(モーニングKC)

夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない (モーニングKC) みんなのレビュー

コミック

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みんなのレビュー28件

みんなの評価4.3

評価内訳

28 件中 1 件~ 15 件を表示

2014/09/09 07:40

投稿元:ブクログ

 前2冊より、洗練されてきた気がします。若干ページ数が足りないのでは? という気もするけど。終わりがくるから急スピードでまとめます! というかんじで。でも上手にまとめてあるとは思いました。

2014/06/06 22:54

投稿元:ブクログ

直接切りつけてくる訳ではないのに、読み終わった後痛くて、気付かない内に目立たないところに傷ができてた、みたいな話ばかり。

2014/11/15 19:31

投稿元:ブクログ

ふらっと入った本屋さんで寂しさがテーマ、みたいな紹介をされていたので衝動買い。可愛いけど暴力性を感じる。すき

2015/03/06 14:10

投稿元:ブクログ

センス溢れる短編集 人間のリアルな痛みが描かれてて、読む時期を誤ったらダバダバ泣きそうな 「毎日」がおきににいり

2014/05/28 02:00

投稿元:ブクログ

言葉には出来ず葬ってきた感情に光を当てた短編集。

毎日に流され、いつの間にか自分でも気づかないくらいさみしさに慣れてしまっていた。そんな人たちの様々なさみしさが、きっとよく描かれているんだと思う。 分かりそうで分からないけど、読んでいて時々胸が苦しくなる作品だった。人はさみしいから優しくも出来るし、平気な顔で傷つけることも出来る。自分がさみしいのか分からないそんな人たちに読んでもらいたいです。

2014/06/01 21:14

投稿元:ブクログ

ちとヤバいものを見た。宮崎夏次系さんの『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』という短編漫画。帯に書かれた“「さみしさ」には、種類がある。”という文句のようにいろんな立場のちょっと上手くやれない人たちの視点が描かれる。

ひとつ話が終わる度に鳥肌が立ってドキドキしている自分がいる。分厚いガラスに拳を突き立ててパリンと割ってしまうことがなんだか正義のように思えて、そうしてみるのだけれど、意外に強いガラスに弾き返されて痛めてしまった手首をぼんやり眺めるしかないような虚しさを感じた。それでもどの登場人物も最後に少しだけ救われていて、それは解決とかではないのだけれどとりあえず明日は生きようというところまで持って行ってくれる。極端に思えるかもしれないが、今のところ私は「とりあえず明日は生きよう」ってやつを毎日繰り返せていることに感謝したくなったのだった。

2014/07/28 11:46

投稿元:ブクログ

相変わらず巻数を経ても衰えないセンス。

心の先を針の先で決してグサリとはいかずにちくちくと弄ばれる様な、そんな短編集。

どの話も基本的に家庭に焦点が当たっている


家庭ってやつは小さな社会の箱庭で、大抵決まったルーチンワークを淡々とこなして家族がそれぞれバランスを保っていたりする。

根底には勿論相手に対する思いやりだとかストレスなく暮らすためだっていう想いがある筈だけれど、それも長年の暮らしの中で風化して、いつしか本質が見えなくなり、そのバランスを保つ事だけに注力する様になってたりするもんだ

そこには諦観や、希望や、不満が内在していたりするけれど、結局どうしようもない現実があるだけで、結局連綿とその活動を続けていくばかりだけど

そんな風にして幾重にも重なった想いは、ちょっとしたアクションで簡単に決壊したりする

「今まで話すべき話を私達はしてこなかった」

後に分かるのはそんな当然過ぎるくらい当然の感想で、なんだか少し以前とは違った空気を感じるけれど、結局また同じ様な毎日を繰り返していたりする

家庭ってやつは実に面倒で厄介で呆れる程下らなくて、でも自分にとっては世界の一部で、決して手放す事の出来ないもの。

そこに溢れる諦観と希望の混在した一見整然としていてその実ぐちゃぐちゃに感情が混ざり合った実におかしな環境の中で、私たちが出来るのは結局そこで生き続ける事だけだ

全然関係無いけどこの人の作品はなんでどれも秋の匂いがするんだろう
医者のシャツの柄がえらい可愛い

2014/05/31 13:13

投稿元:ブクログ

帯によれば「さびしさ」がテーマの一冊。

本書を読みつつ、「なるほどそう言われるとそうかもしれない」と思いつつも、「それでいれば『僕は問題ありません』とか『変身のニュース』もそうなのではないか」などとも。

宮崎夏次系の作品ではいつも、奇っ怪な世界で奇っ怪な登場人物たちが彼らなりの「日常」を過ごしている。その登場人物たちはたがいにいつもほんの僅かな接点、すぐさま崩壊してしまいそうな前提、カタチの定まらない感情でもって互いに共感しあっている。

そういう本質的には個々バラバラで、ニュアンスでのみ、曖昧な表現/非表現でしか繋がりを持つことのできない個人とその影を、真っ白な空白や薄いトーンと入道雲で連想される強い日差しが照らし出している。

そこにはいつも一種の「さみしさ」が汲み取れる気がする。

2015/03/17 22:41

投稿元:ブクログ

「変身のニュース」の衝撃から、個人的に、一番注目してる漫画家さんです。

作品の発するメッセージが段々、すっきりしてきた気がします。
妄想を働かせて言っちゃえば、作者が日常で何を考えて(溜めこんで)いるのかがうかがえるというか、
作者の顔が見えるような作品が多くなってきたような。
宮崎さんの漫画は、どんなブラックな作品にも力の抜けた作画やコマがあって、肩肘張りすぎず入りこめるのが魅力だと思ってるんですが(だからこそうっかり油断して読み進め、予想を裏切られたときが心地いい)、
「変身の~」はその遊び心がメインなのか、現実への鋭い視点がメインなのかが(いい意味で)あいまいだったのに対して、
こちらは読みやすくなったというか、やや真面目(?)な印象を持ちました。

2014/11/04 20:05

投稿元:ブクログ

同氏の「僕は問題ありません」よりも空気が不穏。前作と同じく登場人物がこじらせてるのはこじらせているが、すこし毛色が違う。「うまく話せない」のが、お互いに衝突し、その感情が突発的に噴出する話が多い気がした。その緊張を、すがすがしく解決するわけでもなく、そうだねーという感じで眺める。そういう作業をする本。

2014/05/29 23:30

投稿元:ブクログ

ますますドキッとさせられるコマや言葉が。

「明日も触らないね」
いつ行こう、尾瀬

「夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない」
隣人よ 志はともにある
隣人よ 耐えろ 私達は 生まれる場所を選べない……

「リビングで」
嫌だったの ずっと
ばーちゃんが死んでもキヨサダが死んでも
みんな 大丈夫になってくのが
ずっと それが ずっと 嫌だったから ぼく ずっと
うまく言えない

「わるい子」

「ごらんJ組の様子を」

「毎日」
なぜか
彼女を ふと 殴りたくなる

「石鹸」

「なほちゃんの白いたまごやき」

「妙な夢」
なんだか 同じ夢の中に
いるみたいで うれしい

2014/11/12 21:08

投稿元:ブクログ

大好き夏次系さん。やっぱりよかった。
表題のと『リビングで』がお気に入り…。

みんなと同じことができないといないことにされるから、やっぱりみんなと同じことするしかなくて、そんな世界で生きているおかあさん、おとうさん、わたし、みんなが、可笑しくて笑ったり、悲しかったり、わりとどうでもよかったり、わりと重要だったり、うまく言えないけど、夏次系さんの漫画を読むと、そうそう、そうなんだよね、と思う。

2014/05/31 00:37

投稿元:ブクログ

過酷なこの世の中で私たちは擦り減らし、軋ませ、聞きたくないものも目を背けたいものも耐えながらも見なくてはならない。寂寥感、嫌悪感、厭世、煩わしさ、淋しさ、息苦しさも綯い交ぜに君が抱えている諸事情をささやかに、リリカルに、時にはユーモラスにして、色鮮やかに、過剰でもなく、かと言って大袈裟でもなく、一筋の希望がか細くもあるが力強く差し込むその優しさが、切り拓かれるその情景が、それでも世界は美しいものなんだねと気付かせ、立ち直らせるこの去来する思いが訪れるこのひと時の幸せが心嬉しい。

2016/04/01 23:36

投稿元:ブクログ

「嫌だったの ずっと
ばーちゃんが死んでも
キヨサダが死んでも
みんな 大丈夫になってくのが

ずっと それが ずっと
嫌だったから
僕 ずっと

うまく 言えない」
(リビングで)


この漫画だいすきだ。

2014/06/16 21:23

投稿元:ブクログ

1・明日も触らないね
僕と結婚できないならもう話しかけないでください!
と、
言う告白をしてみたい!

ポスコ
のところの絵が好き。

2・夢から覚めたらあの子とはきっと上手く喋れない
他人は他人
自分は自分

3・リビングで
パパが壊れて、
ぼくが叫んで、
ママが切れただけの話ではない。

4・わるい子
触れてはいけないものばかり好きになる

5・ごらんJ組の様子を
ポチョムキン大佐って?

6・毎日
わーかーるー。
つか、
鼻血の絵はキタ!
その後のアイロンもキタ!

7・石鹸
お兄ちゃんね。。。
がんばれ。

8・なほちゃんの白いたまごやき
知らなきゃよかった信実ってあるよね。。。

9・妙な夢
困らせたくなる時あるよね。


画力があるわけでもない。
重厚なストーリーなわけでもない。
でも、
心に響くものを装備した作品に共感できるところ多し!
ステキなマンガでした。

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