投稿元:
レビューを見る
本作収録のエピソード、半分くらいどっかで読んだ気がするんだけどどこでだろ…
みなもと先生の過去の経験を軸に、そこから『風雲児たち』本編では描かれなかった様々なエピソードが展開される。映画業界の話、そこからつながる(!?)ヤクザ、剣豪の話…
最近ちょっと話題になった「時代考証」についての話も、本作に収録されているので気になった方は必読。歴史ものに対する見方が少々変わることかと思います。
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
歴史大作シリーズ『風雲児たち』のみなもと太郎が描く漫画エッセイ、10年ぶりの復刊!!
日本映画がまだ元気だった昭和30年代、みなもと氏自身の京都・太秦でのエキストラ体験や俳優遭遇談などのエピソードが、歴史考察を絡めながら語られる!
表題作「挑戦者たち」や、勝海舟とジョン万次郎の護衛を務めた岡田以蔵の隠れたエピソードを描き、歴史マニアに大好評だった「日本剣客伝」などの作品群に加え、単行本未収録作品「弥太郎伝」「雑談新撰組 萌えよ剣」も追加収録した増補改訂版!!
[ 目次 ]
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
投稿元:
レビューを見る
『風雲児たち』外伝。
時代考証と、「時代劇時代のでっち上げ」に関するもの、に、その捏造されたアレが考証を駆逐するアレとか、剣豪の内の最強は問題(宮本武蔵が「兵術家」を目指してゐたとかの言及込みで)に、みなもと先生が京都パトリオティスムをやらされる件、他いろいろ。
ヤクザ屋さんと時代劇の関係、貸本屋さんと配達型の貸本屋さんの終焉、それに対する作者のまなざしが凄い。
先生は京都の呉服屋で「アルバイトの給金より高い」反物触りまくってるんだよなー(タクストとテキストが同系とか「いいものを見ろ」といふ某氏の説教とかがぐるぐる)