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今度こそ、三日月夜空、復活!ヒロインというよりヒーローと言ってもいいくらいのカッコよく見える一冊でした。夜空も何気にスペック高いのね…。なんだかんだで。隣人部の面々は残念なのは知ってたけど、現生徒会も大概な気がしてきた。もちろん一部の方々の印象ですが(笑)次がいよいよエピローグらしいですが、この引きをどうまとめていくのか、楽しみにしたいです。
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ネタバレですが、やはり後半の修羅場が感動的。変わり得ない星奈の性格はその啖呵に多用される「あたし・あんた」を含めて美しいし、夜空が動く最後の切っ掛けになったおそらく夜空の思考回路を奪ったであろうセリフは何だったかは、あまりに夜空の性格を映していまして、つい涙が。そして一連の流れを締めるべく運命に向かい合う彼はかっこいい(笑)そうだよお前の舞台を用意するために小鷹はポリシーを捨てたんだよ!たぶん!・・・しかしその小鷹はこの折角の修羅場をいかにも勝手でハイ納得な説明と理性的な立ち回りで解消しようとしてていささか興ざめな存在ではあるのですが、まぁ小鷹だし。
その後の二人の語らいも素敵でした。夜空のセリフで句点のように据えられた「肉」の文字は、これこそが友情なのだと。いまさらながら気づかされました。
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内容紹介
慰安旅行がきっかけで、隣人部は生徒会主催のクリスマス会の準備に関わることになる。
隣人部の面々がそれぞれ他の部員や生徒会メンバー、その他の生徒達との仲を深めていくなか、柏崎星奈はついに気づいてしまう――
「もしかしてあたしって……人望ないのかしら」
「いまさら! ?」とツッコみながらも小鷹は星奈に協力し、自らも“本気で"変わることを決意する。
そしてついに、リア充界最大の祭典、クリスマスが訪れるのだが……。
大人気残念系ラブコメディ、激動の第11弾。
少年少女達の気持ちが複雑に交錯する聖なる夜、今度こそ本当に、三日月夜空、復活! !
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胸を思いっきり突き上げられるようなインパクトのある10巻だった。ここまで強烈なヒロインと展開を描けるところに脱帽。
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2014 6/7読了。Amazonで購入。
これでストーリー的には一段落、なのかな?
まさかなところに落ち着きそうでそれは平坂読っぽくてとても良い。エピローグだという次巻にも期待。
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ラストスパート。
伏兵というか、まあまわりにいはしたけどまさかこの娘が。という展開。
ヒロイン誰だ、おい。
次巻まるまるエプローグとのことだが、どんでん返しあるかなぁ?
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小鷹自身が変わろうとし、隣人部のメンバーそれぞれが変わろうとし、それでも上手くいかない現実(リアル)に悩み戦う巻数である。読んでいて、予想外なことが連続し、彼らの行く末をつい最後まで見届けたくなった。
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そこそこ楽しんで読めたが、クウォリティはそんなに高くない。ギャグは少な目で全編通してシリアス気味だったけど、重苦しくは感じなかった。
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これはなんと言えばいいのか、適切な表現を捻り出してみると、「しっちゃかめっちゃか」だろうか。
夜空の復活巻というか、吹っ切れ巻なのだが、そこには止まらない後半のゴタゴタは何とも言い難い。
良し悪しすら判断しかねる。評価は次の巻を見てから出すべきなのだろう。
というわけで、次は早くに出してもらいたいものである。(様々な事情があるのだろうが、正直、先の巻から間が空きすぎで関係性を思い出すのに苦労した)
小説としては大変楽しくて、良いジェットコースターだった。
さすがに見せ場の夜空が文語的過ぎたのと、小鷹が頭悪すぎた(口調という点で)ので、それも加味して星四つ半と評価したい。
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最近「はがない」は遠ざかっていたのだが、充分に楽しめた。友情と愛情は似て非なるものだということですかね。
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次はまるまる一冊エピローグということで評価はその時まで持ち越しか。
挿絵がなかったりあとがきが「悔」で終わっていたりと(あえてなのかもしれませんが)、どうも迷走している感があるのは否めないけど。
それでも好きなシリーズなので最後までもうひと踏ん張り、頑張ってほしい。
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1巻から読み始めて最新巻まで10冊以上通しで読めるライトノベルを引き当てたのはかなり久しぶりだ。
一気読みしてしたので感想は色々あるんだが、一言で言うなら「途中で裏返りやがった・・・」って感じ。
7巻あたりから雰囲気が変わり始めて8巻以降で色々と裏返った印象。
具体的には、理科の言動や夜空の言動、その他色々。
あー、最近ちゃんとした感想をまとめるのがだるいんだよなぁ。
評価しにくいんだが、後で自分でどんな感想だったか忘れたときに思い出せるように簡単に。
好きじゃないけど面白い
と言うニュアンス。
センスが合わないんで全面的に肯定する気にはなれないんだけど、話的には面白いと思う。
理屈で考えるならその設定や対応は不自然すぎるだろと思いつつ、でもまあ暴球を放り込んだほうが面白いかと納得してしまったり。
まあ面白かったし、続きにも期待したい。
次の巻が出たらこの10巻から読み返せばいいかな。
クリスマス会エピソードを読み返せば次の巻には対応できそう。
ところで、平坂読の本はこの「はがない」ではじめて読んだ。
アニメ化したし、同人誌も溢れてるのでこのシリーズが人気があることは知っていたけど、正直、期待以上に面白かった。
微妙にセンスが合わないので諸手を挙げて大歓迎!とまではいかなかったけど、この作者は他にも作品をたくさん出しているのでそっちにも期待したい。
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夜空がついに復活!
・・・したのはよかった。ただ、主人公がこれまでのやり方をすべて否定して不良のイメージを再びつけてしまったのが、少しだけ切なかった。
自分の勝手なイメージが周囲を傷つけているのだと気づかされる内容で、心に来た。
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夜空と日向さんを仲良くさせようと小鷹が骨を折って、隣人部と生徒会が合同で「人狼」のゲームを開催することになります。
一方、星奈も小鷹の後押しを受けて、隣人部以外の人たちにも心を開こうと努力を開始します。ところが、彼女の努力は空回りしてしまい、バスケ部の応援に参加するも、他の女子たちを相手に、積もりに積もった不満をぶちまけてしまいます。そんな中で星奈は、彼女の苦しみを誰よりも理解し、彼女の気持ちに寄り添うことのできる身近な「友達」に気づくことになります。
ストーリーやテーマそのものは分かりやすいのですが、他巻に比べるとギャグが低調なためか、単純さが目についてしまいます。「何の足しにもならないけれども、単純に楽しめる」内容を維持し続けることもたいへんなことだとは思うのですが。
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ファンの方々には申し訳ないが、私は、小狡くてあざとく、初期の星奈への集団苛めと思しき行動を平気で差配してきたヒロイン夜空が好きではない。
また、高慢チキで人を人とも思わない傍若無人(本巻の言動が典型で、当然に周囲からは信頼されるわけがなく、社会のリーダー足り得ない)ヒロイン星奈が好きではない。
まして葛藤にきちんと向き合えず決断力の欠片もない(ラストの幸村への真意と表示の不一致など理解に苦しむ)主人公小鷹は論を待たず。
この主役三人にずっと嫌悪感を持ちながら読んできた(ならば、読まなきゃ良いのにと、我ながら思うが…)。
そんな中、本巻の構成は彼らの性格的本質はさほど変えず、より悪の存在(モプ集団)を措定し、彼らによる大どんでん返しを企図したのは明らか。
ところが、読者=傍観者である私が見て、こんな星奈はさほど庇うべき存在か?と。
もし彼女と関わらなければならないならば、仕事に徹する。関わらずに済むのなら鼻白みながら無視をする。
これが一般的なありかたで、それゆえに、著者が描くようなCh.p.の混乱になるとは到底思えないのだ。
百歩譲ってあんな混乱になる程なら、小鷹が暴れようが、夜空が庇おうが、星奈の実態に対する周囲の醒めた目線に変化は生じないのではなかろうか。
当然、性格ブスの女に近づく男は多くない。短期間の彼氏の取り替えはあっても、恒常的な取り巻きは当然出来ないと考えられる(ただし、打算男は別)。
庇うべきとは思えない者を庇う台詞が、声高すぎるが故に、痛々しく、空回りしているようにしか見えない。
かような感想は、私だけなのかなもしれないが…。ただし、あとがきを読むにつけ、読み手にそういう感情を抱かせるのも著者の目論見かもしれないとも読めてくる。
こういうあたりが一筋縄ではいかない作者なのだなと、それゆえ、パラパラとは読んでいるのだ、と感じるところ。