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四編の短編漫画のなかに、いま現在の日常に漂う不穏さがエッセンスとして感じられて、ひどく気持ちがざわつく。
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害虫駆除局 / 初出 月刊アフタヌーン 2009年7月号付録四季賞ポータブル
プリマーテス / 初出 月刊アフタヌーン 2009年11月号
まちあわせ / 初出 月刊アフタヌーン2011年7月号
箱庭の巨獣 / 初出 月刊アフタヌーン2013年2月号
巨獣図鑑2800 / 書き下ろし
カバーテザイン Tadashi Hisamochi (hive)・Seiko Tsuchihashi (hive)
印刷 凸版印刷
本文製版 豊国印刷
製本 国宝社
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日本は運良く戦後70年の平和を享受している。この安寧がずっと続くものだと思っている。でも、もしかすると、熾烈な生存競争に晒されていたかもしれないのだ。異形の生物の襲来、異星人の侵略、それが同じ人間同士であったとしても。
『生きる』ということは斯くも過酷で残酷なことなのである。そこには正しいも悪いもなく、生き残ろうとする生命の営みがあるだけなのだ。
忘れてしまいがちなヒト科の動物の生存本能を刺激されます。異生物はグロテスクに見えるけど、異生物から見ればヒトもグロテスクに見えるんだろうな。あるいは美味しそうに…。
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大森/日下編の年刊日本SF傑作選に採られた短編が収録されていて、この機会に読み返すことができよかった。過去の自分はオチの意味を理解していなかったので…。表題作はそこはかとない90年代感。嫌いじゃないです。
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田中雄一氏の作品『田中雄一作品集 まちあわせ(2014) 』を読んでみた。 いやー、この作品は。 どの話も傑作だ。 タイトル作”まちあわせ”が最&高!に泣けた。 良かった作品です!!