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レビューには高評価が多いようだが、標準的解説と解釈が主のように感じられ、おおそうだったのかという強いインパクトはさほどない。
国家戦略特区の実験だけで根本的解決が図れるとも思えないのだが・・・。
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○コンサルタントの原氏の著作。
○いわゆる「岩盤規制」と呼ばれる法律などの規制について、その法律等の条文や具体例を交えて解説しており、理解しやすくなっている。
○新聞やテレビでの感情的な岩盤規制の排除、既得権益の打破といった報道とは一線を画しており、論理的で分かりやすい。
○何が問題なのかを知るには、丁度良い一冊。
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元役人の著者が「役人の掟=規制」について書いたSAPIO連載記事をまとめたもの。過剰な規制、時代遅れの規制を一刀両断。一つ一つの話は短く読みやすいのだけど、だからどうなの、単なるガス抜き?と思えなくもない。
既得権、政官業の「鉄のトライアングル」
裁量権、省令、地方分権の落とし穴
特区での取り組み
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新聞、雑誌、テレビよりも掘り下げているのは良かったです。公職選挙法の被選挙権の年齢に目をつけたのは、斬新かと。若さをアピールして、選挙演説や広報活動している候補者には、高齢になったら辞めるの?と聞いてみたいですけど。
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「なぜ、処方箋薬をネットで買えないの?」「待機児童が一向に減らないのはなぜ?」それらは『おバカ規制』が世の中に蔓延っているからだという。特定の既得権者が族議員や官僚と一緒になって「鉄のトライアングル」を組み不合理な規制を死守しようとする。この本ではなぜそうした規制が作られ、守られ、我々消費者が搾取されているのかを多角的な視点から分析している。この本を読むまで、あまり規制に縛られているという実感は無かったが、実はものすごく身近なところに規制=役所の掟はあるのだと分かった。
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岩盤規制の構造。政治と官僚の関係と既得権益のつながり。
タクシー料金
薬のネット販売、本丸は処方箋薬
ワンコイン健診と医師法
出入国管理法により外国人は和食の料理人になれない
農業生産法人と農協
医療法と病床数規制
学校法人規制による株式会社学校への不利益、通信制高校は学校内で教育を
社会福祉法人の優遇による保育所の不足
漁協、漁業権の既得権益
電波法、総務省が裁量権を維持し周波数オークションが進まない
法人税法、非営利法人への特権付与と天下りがセットになっている
道路整備特措法、償還主義により経営の効率性や営利性が失われている
国家公務員法、大臣は官僚の人事権を持たない
地方公務員法、地方公務員には天下りの規制はない