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連続して発見された2つの変死体から検出されたのは共通する毒物だった。存続の危機に瀕していたSTが動き出す。事件の周辺からは新興宗教にも似た奇怪な自己啓発セミナー、そして有名女子アナの存在が浮かぶ。土壇場で意外な展開をみせる究極のサスペンス! 最強チーム警察小説シリーズ第2作、新カバー版。
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STの2作目。1作目が青山を中心とした推理だったのに対して、今回は毒物がテーマのため山吹がメインとなっている。テレビではドラマシリーズの第1話に当たるがドラマの内容もすっかり忘れて一気に読み終わった。
今野敏を続けて2作読んだが、この人の文章展開は東野圭吾のように軽快ではあるが、セリフを多用してドラマ仕立てな演出のようでもある。まあ総じて読みやすい。
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STメンバーの科学者としての「直観」と、菊川らベテラン刑事の「刑事のカン」。アプローチは異なるものの、最終的に同じ結論にたどりつくのが面白い。
(「百鬼夜行シリーズ」の木場、榎木津、そして京極堂どれぞれの真相究明の方法を思い出した)
百合根の視点から語られる警察サイドと、事件関係者の視点と、二つの視点が並行して物語が進行するのは前作と同様。
百合根サイドは勿論、「女子アナ」八神の視点から語られる物語も警察サイドに負けないくらい面白い。
彼女の物語に「サディスティック」なまなざしを注いでいる自分に気づき、少しヒヤッとした。
STの中では山吹が中心になっていることに驚いた(派手な翠や赤城に先に焦点が当たると思っていた)。
宗教者だからこその、冷やかな視点。
教義めいた説明も、解りやすく噛み砕かれており読むスピードが緩められることが無い。
今作もサックサク
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STシリーズ2作目。
「毒物殺人」というより、女子アナが巻き込まれる自己啓発セミナーの話、手法がショッキングだった。
(図書館)
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「ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人」
面白かった!今回はSTの中のお坊さんでもある人が手柄を!
次が楽しみ!
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評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
連続して発見された2つの変死体から検出されたのは共通する毒物だった。存続の危機に瀕していたSTが動き出す。事件の周辺からは新興宗教にも似た奇怪な自己啓発セミナー、そして有名女子アナの存在が浮かぶ。土壇場で意外な展開をみせる究極のサスペンス!最強チーム警察小説シリーズ第2作、
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ドラマで主要な薬の秘密を知ってしまっていたので、驚きは半減。
徐々に個性が出てきて面白くなってきたシリーズ第2作。
ドラマになってないのを読みたいなーっと
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あっという間に読み終えた。こういうあっさりした話の方が今は好きだ。どんでん返しに次ぐどんでん返しは読んでてうんざりしてしまう。
女子アナの話し言葉が不自然な感じで気になった。
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相変わらず全然的外れな捜査をする捜査本部と犯人にジリジリ近いていくSTがページを捲らせる!山吹さん大活躍!
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東京・新宿の公園で若い男の変死体が発見された。そしてまた不可解な変死事件が…。個性派揃いの警視庁科学特捜班の面々が動き出した。事件の背後には、宗教にも似た自己啓発セミナーの存在が浮かんできた。テレビ局の有名女子アナの身に危険が迫るー。土壇場に意外な展開をみせる究極のサスペンス。
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警視庁科学特捜班、第二作
男の変死体が2個 ふぐ毒で毒殺
フリーカメラマンとアルバイト
女子アナの写真 カメラマンも同じ女子アナを盗撮
太りとも、同じ暴力団を関係があった
暴力団は詐欺セミナーの信者が脱会しないように見張る
女子アナの彼氏が、そのセミナー立ち上げ時に出資
STが女子アナ、その彼氏、セミナーの会長に会いに行く
鼓動の変化を聞き取る
女子アナのストーカーは彼氏ができたら消えた
心理学的におかしい
彼氏は女子アナと付き合う為にストーカーとカメラマンを使った。うまくいったのでヤクザに処理を頼んだ
毒はセミナーで使っていた
セミナーは、毒を使って、死んだ人間を生き返らせるトリックに使用
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引き続きSTシリーズ第二弾。自分で購入。
前作よりも百合根警部のおかげで人間らしさを保って読めたかも。
現実離れし過ぎると若干引いてしまうのは変わらないはずなのに、どんどん読み進めて面白く感じてしまった。
やはり今野さん侮れない。
☆3つにしたのは、隠蔽捜査シリーズとの差をつけておきたかったのと、このあとのSTシリーズにまだまだ期待できそうな予感のため。
他の本に比較すると、少なくとも4つはつけて良い本。
新装版の解説がものすごく納得。
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1人の女性を巡って、とんでもなくすごい所まで行ってしまったなぁ、という読後。山吹さんと青山さんが活躍していて、山吹さんの宗教観?論?はとても興味深く読めました。余裕がないと色々間違っちゃうんだなぁ。今も昔も。菊川さんがよりSTに肩入れしているのが微笑ましかったです♪
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百合根がちょっと能力低すぎ設定な気もしますが、自分に自信のない普通の人設定だからなんでしょうかね?読者の疑問を拾う役所だからなんでしょうかね?
とはいえ警察官ならもう少し会話を理解できてもいいような、と思いました。
2018.12.9
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STシリーズ。
毒物殺人の事件解決のためにメンバーが挑むのだけど、毒物そのものよりも舞台となったセミナーによるマインドコントロールの話が怖い。
こういう心の闇と言うか人の弱さを書いても今野さんはうまいなーと思う。