投稿元:
レビューを見る
もはや『日経WOMAN』世代をとっくに通り越した私。月刊誌を読む機会もほとんどなくなりましたが、以前から大好きだった「妹たちへ」のコーナーの単行本なので手に取ってみました。
2014年6月に文庫化された「妹たちへ2」ですが、もともと連載されていた2005年頃~2007年頃のエッセイを単行本化→文庫本化したため、かなりのタイムラグを感じます。
正直、当時と比べて女性を取り巻く労働環境や社会の理解がかなり進んでいるので、今、本書を読むと時代遅れの感は否めません。
しかし、当時よりも社会における女性の立ち位置が居心地良くなった今は、先輩たちのもがいてきた道の上にあるのだなと実感させられます。
私は、今回の「妹たちへ2」の執筆者の方々の、少し妹的な世代ですが、20歳代、30歳代の皆さんにぜひ読んで頂きたい。もがいている時こそ、読んで頂きたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
日経WOMANで大人気連載中のリレー・エッセイの第二弾です。「仕事の意味」「愛すること」「挑戦する勇気・・・。彼女たちからそういったことが迸るように綴られています。
勝間和代(経済評論家) 香山リカ(精神科医、立教大学教授) あさのあつこ(作家)絲山秋子(作家)上野千鶴子(社会学者、東京大学大学院教授) 内永ゆか子(J-Win理事長、ベルリッツインターナショナルインク会長兼社長兼CEO)岸本葉子(エッセイスト)小池百合子(衆議院議員)小谷真生子(ニュースキャスター)佐伯チズ(美肌師) 高橋伸子(生活経済ジャーナリスト) 田渕久美子(脚本家)夏木マリ(ミュージシャン、ディレクター、プレイヤー)坂東眞理子(昭和女子大学学長) 林文子(横浜市長)山本浩未(ヘアメークアップアーチスト) 横森理香(作家、エッセイスト)
日経womanで人気連載中のキャリアと人生を語ったリレーエッセイの第二弾です。なぜか僕はこっちから読みました。基本的に、ビジネスの世界は男のルールで成り立っている場合がおおいので、その中で女性が功成り名を遂げる、というのは生半可なことではないんだな、ということを思い知らされました。特にWBSで現在メインキャスターを務める小谷真生子さんと、もとWBSの元キャスターで現在は衆議院議員の小池百合子さんのお話は非常に面白かったです。あとは大学時代に当時付き合っていた彼氏とセックスばかりしていましたと
あっかけらかんに書いていた作家の絲山秋子さんの就職してから鬱病で退社をして、その後作家になるまでの、話が壮絶なんだけれども、コミカルでした。
投稿元:
レビューを見る
今は世間に名の売れた人でも紆余曲折を経て今がある。
20代なんて人生まだまだだなと前向きになれる。
投稿元:
レビューを見る
1よりもあっさりした感じ?
でも、電車の中でもちょこっと読めて、やる気になれるので 便利です。(単純な人間です)
投稿元:
レビューを見る
面白かった。活躍する女性たちの簡単な自伝。30代で読んで良かった。ワーキングマザーに捉われない色々な立場の働く女性が躓いたり、ステップアップしたり、これからも自分もこのまま頑張ろうと思えた。古い本なので、3が出たら読みたい。単行本は勝間さんがトップだったけど、文庫版は順番が変わっていて、世相を表したのが面白い。
投稿元:
レビューを見る
読み始め。
なんだろな。
妹たちへ
というか娘たちへ
なのか。
ロールモデルなんて探さなくていいよ、って
いいたい。
自分のハートが喜ぶことをしてれば
いいって。
世の中、そんなに甘くないって言う人もいるけど
結構甘いし優しいしシンプル。
あれこれ頭で考えないで
気持ちにフォーカスしてればいい。
さて、読みはじめましょ
投稿元:
レビューを見る
10年前の本だが、現在も活躍されている方、が多く、とても興味深かった。
皆努力の仕方は異なるし、20代、30代の生き方も全然違う。でも、その20代、30代にやってきたこと、やらなかったことが、40代以降の自分に跳ね返ってくる。まあそれは私のような凡人でも同じなのだが。
小池百合子さん、夏木マリさん、小谷真生子さん、上野千鶴子さんは特に興味深く読んだ。
作家の絲山秋子さんは、かなりさばさばした人でおもしろく、でもものすごい人生を歩んできたことがわかり、今も読んでいる本があるが、今後も彼女の本をたくさん読んでみようと思った。
投稿元:
レビューを見る
私も妹たちへと書く側の人間に年齢が近いかもしれません。
共感できる人や単なる自慢話で終わる人や、別次元の人?や様々ですが、働く女性を対象としてるからでしょうか、仕事をやめて家庭におさまる女性がつまらないみたいな書き方をしている方が一部いらっしゃるので、スーパー専業主婦的な方や子だくさんお母さんの『妹たちへ』で読んでみたいなと思います。