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データの取り扱いや考え方など、自分がやってきた開発手法とは全く異なる斬新な内容で純粋に「一度やってみたい」と思った。
要件定義の進め方など情報システム部的なやり方は自分が元ユーザ系なこともありすごく共感できた。
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既存の業務システムの仕組みをいろいろと疑うべし。RDBしかり。保守契約しかり。バージョンアップしかり。
テキストファイルとUNIXコマンドと少しの独自コマンドで大抵のことはできるのだから。
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考え方は頷ける部分が多数あるけど、
イマドキはBashよりPHPの方が敷居が低いので、
結局、LAMPでって事になりそう。
データベースを持たないでファイルベースでってところを
もうちょっと知りたかったかな。
最後の方は難しい方法論とか概念レベルの話が多くて読み飛ばしました。
どっちにしろLinuxの知識は今後も重要って事なのは良くわかる。
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「ユニケージ」そのものについての詳細は置いといて…
この本は完全に「ユニケージ」の啓蒙書(布教本)です。
第1章はUSP研究所所長の論文で、ユニケージの思想などの記述です。かなりユニケージに迎合した記述が多いです(書籍の特性上必然でしょうが)。
また、その他の章は関係者の論文となっており、そのためか第4章あたりでは、ユニケージの生産性を論じているにも関わらず、
「ユニケージはこのような力の置き方を意識していないと思われる」といった不確かな言い回しがあったり、
親子関係のデータ構造について、「SQLではサブクエリで処理することになるだろうが、かなり困難な処理になる。しかしこれはシェルスクリプトなら実現できるのだろう。SQLよりもその点有利なのである。」といった、推測から無責任に断言している記述があったりします。
書籍全体でユニケージを体系的に解説しているのではなく、あくまで関係者各人で分担し、各人の個人的な経験/感想を基にした論文集だということを気に留めておいた方が良いかと思います。
それはさておき、第4章は実際のシステム導入でのハードウェア保守にまつわる話、パッケージ導入の話など、システム導入がうまくいかない実際の話には共感できるところが多かったです。
「ユニケージ」自体は革新的だと思いますし、現在の、システムに振り回される状況などを解決する手法として、これからも進んで行ってもらいたいと思います。(ユニケージ自体は★4つ)
この書籍に関しては、勝手ながら、もっと客観的な記述や、客観的なデータに基づいた考察を載せるなどした方が良いのでは?と思いました。大体は単純に「速い」と述べるだけだったりします。
なのでこの書籍としては評価は★2つにしました。