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図書館で目に留まった本です。部下を持ち始めた社会人向けに書かれた本の様です。私の場合、もう理解していなければならないという年齢ですが、役に立つ内容が書かれていました。
必要とされる人とは、信頼される、好かれる、というのがポイントですが、この本では、具体的にどのような行動をとればそれが得られるかが書かれているのが良かったです。
以下は気になったポイントです。
・みんなに必要とされている人が周りから求められているのは、サプライズではなく、安心感や信頼感、これらは積み重ねから生まれる(p4)
・自分が変われば、周りも変わってくる、言い換えれば、自分が変わらない限りは周りは変わらない(p6)
・人を喜ばせる3つの「り」は、気配り、心配り、目配り、しかし相手本位なので、相手にとって取るべき行動が変わってくる(p12)
・目的を明確にしてしt、先の行動をイメージしているから、先回りできる(p14)
・至急回答が欲しい場合には、締め切りの日時と簡単な内容を、件名にいれる。例:【重要:要開封】x日の会議、決定事項等(p21)
・気が利く人は、周りの人にとっては想定外のことを想定内にしている(p35)
・相手の話をきいて、いったん笑顔で頷いてから、好意的な感想をひとこと告げてから、「ところで!」と言うこと(p42)
・仕事とは、自分のためにするのではなく、誰かのためにするもの、相手に価値を感じてもらうことなしに仕事は成立しない(p51)
・わかりやすく伝える5つの工夫、1)結論先、2)無駄をそぐ、3)専門用語は使わない、4)全体像から話す、5)具体的に(p58)
・相手の好みについては、1)モノ、2)雰囲気、3)食べ物、4)話の内容、に気を付ける(p91)
・間接的に褒める方が、直接褒めるよりも嬉しく感じる(p101)
・名前というのはその人固有のモノであり、人は自分の名前で呼ばれることに心地よさを感じる、メールでも同一効果(p103)
・出世の方法を説いたビジネス書に書かれているのは、「出世したければ、上司を出世さえろ」、上司にとって、自分を出世さえてくれる優秀な部下はなくてはならない存在(p108)
・プロフィール、服装、持ち物から共通点を見つけて、初対面でも良好な関係を築こう(p115)
・いつも、にこやかな笑顔(コツ:口角をきゅっと上げる)でいると、場が和む。それが安心感・信頼感につながり、いい仕事・成果につながる(p123)
・心の中で自分に言い聞かせる魔法の言葉とは、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」、どんな困難にぶつかっても、笑顔を忘れない(p127)
・経営の基本は、ABC、あたりまえのことを、バカにしないで、ちゃんとやる(p134)
・信用できない人の共通点、1)自分の靴を揃えない、2)電車の椅子にヨコの人を気にせず座る、3)エレベーターで先に降りる、4)エスカレータで降りた場所で立ち止まる、5)書類を投げ置く(p137)
・一日5分探し物をすると、1年にすると2日、生涯40年働くとすると、100日間探し物に費やすことになる。時間がないから整理できない、のではなく、整理することで無駄な時間が減るという考え方に切り替えること(p152)
・年収300万円以下の人の部屋に共通しているのは、1)捨てられない性分のため、使えないもので溢れかえっている、2)トイレ・風呂・台所が汚い(p155)
・期限の過ぎた情報の古い書類はさっと捨てることが重要、とりあえず置いておくのは止める、迷った時は捨てる(p155、156)
・執着心を手放すことによって、新しい切り口が見つかり、予想していなかった成果が出せる、手放すのが怖いのではなくて、手放すことで手に入れることができる(p177)
2015年8月2日作成